【壮絶な人生】2500人の人格を持つ女性?!
人物
Jeni Haynesさんは子供の頃から、父親から虐待を受けてきた。
その内容はオーストラリアの警察からも最も悪質の児童虐待であると言われているほど。
そのおぞましい虐待の悪夢から逃れるため、Jeniさんは幼い頃にたくさんの人格を作った。
なんとその数、2500人ほど。
そうまでもさせる父親の虐待に関しては、2019年9月6日に45年間の投獄判決を言い渡された。
多重人格障害、または解離性同一性障害者が証言し、有罪判決を勝ち取ったのはオーストラリア、または世界初ではないかと言われている。
全ての始まり
1974年Haynes一家はイギリスのベクスリーヒースからオーストラリアに移住した。
Jeniは当時4歳、父親からの虐待はその時から始まった。
「私が泣きながら止めて欲しいと言っているのにもかかわらず、父は私が痛みと恐怖で怯えて、
体の傷から血を流していても、また次の日同じことを繰り返した。」
「父は私の心を読めると私を洗脳し、他の家族(母親、兄弟)にいったら家族を殺すと脅迫した。」
「私の心は父親の脅迫で埋め尽くされていました。自分の心も信頼できない、自分自体でいること安心できませんでした。」
父親は外で遊ぶことや学校での課外授業などの参加を禁止し、性的虐待などで怪我しても、医者には連れて行かなかった。現在、Jeniさんは視力、顎、内臓、肛門、そして尾骶骨にもう治療不可の損傷を被っている。虐待は11歳まで続き、家族一家はイギリスに戻った。その後、両親は離婚したが、虐待のことは誰一人に語らなかった。
専門家のDr Pam Stavropoulosは「多重人格障害はサバイバル戦略でもある」と言う。さらに「とても複雑な戦略で極度の状況で起こる。覚えておかなくてはならないのは、子供が受けた極度の虐待とトラウマへの反応である。トラウマが幼少期であればあるほど、虐待が酷いほど、児童は解離をして耐えなくてはならない。その結果、多重人格を作る。」
様々な人格
Jeniさんが最初に作り上げた人格は4歳のSymphonyだった。
「私が虐待を受けている時、彼女も苦しんだ。Symphonyが虐待を受けてくれていた。」
年月が経ち、Symphonyは他の人格を作り出した、彼女も苦しみに対切れなかった。そして数百人の人格ができあがり、それぞれに役割があった。インタビュー中でもJeniではなくSymphonyが出てくる。
「こんにちはSymphonyです。Jeniは少し気分が悪くなったみたいなので、お話の続きをします。」
と明らかに声が高くなり、少女ぽい人格が出てくる。
多重人格、解離性同一性障害があっても有罪判決を勝ち取る
昨年3月にJeniとSymphonyを含む5人の人格が裁判長の前に立った。
内容があまりにも残酷過ぎて、裁判員にもトラウマになる、ということを理由で裁判長だけに語った。
それぞれの人格が当時の内容を具体的に覚えていたことによって証拠として残った。もし多重の人格がなければ、あまりにもひどいトラウマのせいで記憶はなかったであろうとも言われている。
Symphonyは7年間の虐待を詳しく語り、
Musclesと言う18歳の強い男の子も身体的虐待を語り、
エレガントな女性のLindaは学業と人間関係にどれだけインパクトを与えたかを語った。
抜粋元:Mamamia
現在は・・・
彼女は法律と哲学を勉強し博士号を取得したが、正社員として働くことは難しい。なぜなら、2500人の声、考え、行動、会話、信念をまとめるのはとても難しい。
Jeniは多重人格障害が自分の命を救ったと語っているが、苦しみも伴い、全ては父親の虐待から始まった。Jeniは2009年に初めて虐待を受けていたことを警察に通報して、10年間の検査で父親を逮捕することができた。しかし、Jeniはその前に何十年も助けを求めたが誰も対応してくれなかった。セラピストやカンセラーなどに助けを求めたが、話を信じてくれないか、内容が過激すぎて拒否された。
だが、そこに大きな声を上げている!
「虐待によって多重人格、解離性同一性障害があっても有罪判決を勝ち取ることは可能であることを世間に知ってほしい。警察に通報しても信じてもらえる。多重人格障害が正義へのバリアにはもうなりません。」
オーストラリアでの特集映像
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嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
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