【絶滅危惧種】貴重な「歩く魚」がタスマニアで増えている!
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貴重な「歩く魚」がタスマニアで数を増やしている
世界で最も貴重な魚が繁殖プログラムによって数が増えている。
この小さな魚は変化したヒレによって海底を泳ぐのではなく歩くのを好むのだ。
タスマニアのアップル島の南東の9カ所でしか見れない大変珍しい魚として研究されている。
オーストラリア連邦・タスマニア州政府、そしてCSIROの支援を受けて、タスマニアとメルボルンの水族館が
共同繁殖プログラムによって数を増やそうと試みている。
2017年にRiver Derwentから成人した魚から卵を集め、その中から73匹の孵化に成功。
そのうちの30匹はSeahorse World at Tasmania’s Beauty Pointでお披露目され、人々の注目を浴びることになった。
「沢山の人たちにこの生物を見てもらい、理解してもらいたい。」とCSIROのシニアー研究科学者のTim LynchはAPPに言う。
「とても素晴らしい出来事だと思います。確保して繁殖し始めたのは90年代から続けて来ましたが、死亡率は高かった。
しかし今はそれを乗り越えられるようになりました。」
Lynch博士はBeauty Poin水族館の新たなテクノロジーによって、この魚が好む水温に保てていることが重要なキーだという。
次のゴールはこの魚たちが繁殖して自然に返せるようになることです。
参照元:The Tasmanian Conservation Trust
絶滅危惧種を元の場所に返したい
「もし今年、繁殖がうまくいけばこの魚たちを絶滅した場所に帰すことを考えている」とLynch博士は言う。
「ほとんどの魚たちは浮き袋があるが、この魚はない」とLynch博士は言う。
「その代わり、彼らは海底を歩き、物に隠れたり待ち伏せして攻撃して獲物を捕らえる」
「彼らは泳げるが、鶏が飛ぶのと同じぐらいです」
IUCN(国際自然保護連合)によって1996年に絶滅危惧種として登録されている。
参照元:the new daily
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