【続報・コロナ禍の撮影事情】QLD州で撮影ブームが到来!

scroll

【続報・コロナ禍の撮影事情】QLD州で撮影ブームが到来!
ニュース

こちらの以前の記事でもお伝えしましたが、世界がコロナの影響で撮影が中断されている中、QLD州のゴールドコースト、ブリスベンでは、逆に映画やドラマの撮影が増えてきています!

 
現時点ではまだ簡単に入国が出来るわけではなく、規制がある状況ではありますが、撮影事情としては活発に動いています。もともと、オーストラリアは固有の動植物の保護や環境維持のため、検疫措置は非常に厳しいです。ですが、裏を返せば、そんなオーストラリアで撮影できる、ということは安全と意味でもあります。適切な手配、対応、許可申請を進めればロケは気持ちよく出来ます!

 
事実!!

 
ハリウッド映画も撮影のしやすさを求めてオーストラリアに来ている案件が続いており、現地のオーストラリアのニュースでも「コロナ時代の撮影ブーム」と、話題になっています!

 

でも、なぜQLD州で撮影ブームになっているの?

 
先に理由をお伝えすると以下の通りです!
 
●感染者数が抑えられていること
●設備の整ったスタジオがある
●海、山、街など様々なロケーションが近距離に豊富ある
●南半球で季節が反対であること
●年間晴天率が高いこと
●政府のサポートもある(映画の場合)

 
では詳細をどうぞ!

 

世界中から撮影の問い合わせ!

前回ご紹介した、映画「The Dog Days of Christmas」「This Little Love of Mine」のプロデューサーのスティーブ・ジャギー氏によると、

 
『現在、世界中で撮影が止まっている中で、ゴールドコースト、ブリスベンでは世界でも希な安全な撮影環境となっている。』
 
『映画やドラマの制作が続いており、引き続き問い合わせもたくさん来ている。』
 
『ここ数ヶ月だけで既に13ミリオンドル相当の制作の話が来ており、これは過去2年の合計金額を超えている。』
 
『QLD州全体で撮影がしやすい状況にあり、ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズまでは、オーストラリアの中でもおそらく一番安全な場所。』

 
とのこと!
今でも1日に2~3件は撮影の問い合わせが入るそうです!
ジャギー氏が手がけた映画「Dog days of Christmas」は、現在撮影を終えたばかり。この映画もコロナのためにアメリカでは撮影ができず、ゴールドコーストになったものだ、と語っています!

 

 

トム・ハンクス出演のエルビス・プレスリーの映画も進行中

エルビス・プレスリーを描いた映画が、現在ゴールドコーストで撮影スタートしており、トム・ハンクス夫妻もゴールドコーストに到着、州の規定に沿って14日間の自主隔離の後、撮影に参加しています。

 
この映画の制作は、ムービーワールドを丸ごと貸し切りされており、制作関係者以外はすべて立ち入り禁止、ムービーワールドのスタジオマネージャーも入れないというほど、厳密な安全、衛生管理の下で行われています。

 
●撮影中は毎日コロナのテスト
●セットではランダムにテスト

 
を実施しており、ジャギー氏は、先月合計で8回もテストしたとのこと(もちろん全部陰性だったそう)!
そして、スタジオ以外にも、エルビスの自宅「グレースランド」は、ゴールドコーストの山間部にレプリカを建築してロケも行われてれているそうです。

 

 

映画制作の一大拠点!ムービーワールド

映画制作が行われているムービーワールドは、ゴールドコーストにあり、ワーナーブラザースと提携、ヴィレッジ・ロードーショーが運営しているテーマパークでもあるので、もちろん絶叫系の乗り物や、カースタントショーなど、たくさんのアトラクションがあります。

 
が!

 
テーマパークの裏側は撮影スタジオになっており、実際に、映画「パーレーツ・オブ・カリビアン」の5作目や、リドリー・スコット監督の「エイリアン」「トール」 など、数え切れないほどの映画が、ここで撮影されています!

 
巨大なスタジオがいくつも建ち並び、機材倉庫や衣装倉庫など、撮影からポストプロダクションセンターまで、映画、CM、TV、ライド・ アトラクションなど、多彩な分野の映像制作に必要な設備を備える、世界有数の映画制作スタジオです。そして、制作を支えるあらゆる人材、技術クルーもゴールドコースト、ブリスベンで調達することができます。

 

 
ブリスベンのスタジオでは、アクションのトレーニングセンターもあり、兵役、警官の経験者が講師として、実弾射撃、スタント、ミリタリーエクササイズを教えています。一番の目的は映画にリアリズムを与えることを目的としているそうです。

『世界の中でも、オーストラリアの中でも、現状ではゴールドコースト、ブリスベンのような最適な撮影環境は他にはないと思う。』と語っています。

 

 
ウェブページはこちら。動画も確認できます。
☑️Village Roadshow Studios

 

コロナ時代の映像制作の中心地に

 
オーストラリアは元々、南半球で季節が反対であること、年間晴天率が高いことから、ハリウッド映画も多く制作されてきました。
このコロナ渦の中では、

 
●QLD州は感染者数が抑えられていること
●ゴールドコースト、ブリスベンでは近距離に海、山、街など様々なロケーションがあること
●政府のサポートもあること

 
以上のことから前にも増して撮影のしやすくなっており、制作が活発になってきているようです!

 

 

オーストラリアの現地ニュースでも特集取材

撮影業界が活発になっていることは、オーストラリア現地のニュースでも『コロナ時代の撮影ブーム!』と報じています。
オーストラリアの撮影業界も盛り上がってきて嬉しい限りです!

 

 
 

オーストラリア、ニュージーランドでのリモート撮影をご検討されている制作会社の方へ

日本の皆様にとってはまだいつでも来てください!とは言えない状況なのですが、、、

 

こんな時だからこそ!のリモート撮影です!!

 

日本から中継でのディレクションロケ、構成に添ってこちらだけでのロケなど、柔軟にご対応します。
特にオーストラリアはこれからが夏となり、ロケとしてもいいシーズンにもなります。普段の生活でも気疲れが多い今だからこそ、海外の気持ちのいい画は重宝されるのかとも思います!

 

少しでもお手伝い出来ることがあれば、お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。
東京で直接お会いして打ち合わせが可能です!
SHIMADA
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546