【暑いケアンズで凍傷に?】世界でも希な難病の強皮症

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【暑いケアンズで凍傷に?】世界でも希な難病の強皮症
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亜熱帯性気候のケアンズは、世界遺産の湿潤熱帯雨林とグレートバリアリーフがあり、年中暖かいリゾート地として人気の街です。

 
ですが!

 
このケアンズで凍傷のような症状の患者がとても多いという研究が発表されました。オーストラリアの公営放送のABCでも報じられました。

 
暑い街なので何故???
ですよね。

 
理由はまだ研究中ではっきりしていないのですが、、、
詳細をどうぞ⬇️⬇️⬇️

 
 

暑いケアンズで凍傷になってしまう?

ケアンズに住むエリカ・ブライスさんは、気温が28度の日でも手袋とフリースがないと外に出ることができない。オーストラリアの中でも暖かいリゾート地のケアンズに住んでいるのに、自己免疫疾患があるため凍傷になりやすいのだ。しかも、一度そうなると、「とてつもなく痛い」と言う。

 
今は4人の子供と暮らしている彼女が、始めて異変を感じたのは23年前。それは映画館を見ていた時だった。

 
原因は冷たいエアコン。

 
指の血液の循環が止まってしまい、その数週間後には、彼女は自分の指がだんだん黒く萎んでいってしまったのだ。そして、なんとなんと、、、医師はやむ負えず指を切断することにもなってしまったのです。

 
「指をなくすことは悲しかったが、それ以上に痛みをどうにかしたかった」
と彼女は語る。

 

 
病名は強皮症。

 
ブライスさんは世界でも珍しい難病だったのです。それは皮膚が硬くなって血管も厚くなり、血液の循環がとても悪くなる。暖かい日に太陽から日陰に入るなど、少し温度が下がるだけでも循環が悪くなってしまい、指や指先、舌や鼻などに症状が出る。強皮症の専門家、ジェームス・クック大学の助教授David Bossingham博士によると、「もし彼女が外からエアコンの部屋に入ったとしたら、血液の循環が止まって長い間戻らない可能性がある。」と博士は言う。

 
この難病は、買い物に行くなど日常生活にもに支障が出てくる。
「買い物に行く時は、必ずフル装備をして行きます。アイスランドの友人からもらった手袋も持って。」とブライスさんは語る。家族旅行も寒い場所はいけないし、仕事もエアコンの中でする仕事の場合は難しい。

 

 

ケアンズは世界で最も強い皮症患者が多い。。。

Bossingham博士のリウマチ・クリニックでは、数年前から強皮症の外来患者が異常なほど増えていることに気づいた。研究を進めていくうちにわかったこと分かったことは、ケアンズが世界で最もこの病気を持っている患者が多いこと。

 
現在はケアンズで81人の強皮症患者がいるそうだ。。。
割合でいうと、0.5%となります。

 
日本では約3万人と言われています。
0.025%です。

 
約20倍ものの確率になります。。。

 
何故ケアンズが強皮症のホットスポットになったのかについての原因はわかっていないが、ひとつの要因としては移住してくる人達が多いからではないかと語る。

 
「人々がケアンズに引っ越してくるのは、温かい気候によって彼らの症状が和らぐからだろう。」

 
ん?
ん??

 
 
なんだよぉ〜〜〜!!
ケアンズが原因で強皮症になるのでなく、強皮症を和らげる目的でケアンズに来るのね!!

 
ケアンズは強皮症の人たちにとって過ごしやすいってことね!
むしろ、ありがとー、ケアンズ!

 
 
事実、マルグリット・ライカーズさんも、強皮症と診断された直後の1991年にケアンズに引っ越して来た。
「元々はビクトリア州でも最も寒い街のバララットに住んでいました」
「家から外の郵便ポストまでも出れませんでした、寒くて1年のうち300日は外に出れなかった。」

 
ライカーズさん夫婦は、引っ越し先としてサンシャインコーストやタウンズズビルも考えたが、そこでさえ寒いと思い、最終的にはもっと暖かいケアンズに決めた。「真夏にケアンズに引っ越してきてすぐに、長年できなかったことをしました。雨の中で踊ったんです。」

 
と、ポジティブに捉えてみましたが、まだ本当の理由は分かっていないので、もしかしたら、何かケアンズに理由を解明できる糸口はあるのかもしれません。

 

 

原因解明の鍵は遺伝学に?

Bossingham博士は長年この強皮症の研究をしているが、いまだになぜ突然このような病気になるのかは解明されていない。

 
「私の個人的見解としては、遺伝学によってどのような状況で、誰がこのような病気を発症する可能性があるか突き止められるかもしれない」
「環境の影響なのか?また何が共通点なのかもわかっていません。」

 
ブライスさんは、手に壊疽した部分がいまだに残っていてまだ悩まされているが、

 
「私は農場で育ったのでとても強いの。家畜や動物たちと育ったので、命の大切さを知っています。」
「今自分が生きていることに感謝しています。」

 
と語っており、彼女の強さは夫のトニーさんも感動している。
そのトニーさんは元々は軍隊にもいたのですが、そのトニーさんを持ってしても、ものすごい精神力で強皮症に立ち向かっているようです。
「私は軍隊で長年訓練を受けてきましたが、彼女みたいに精神的に強い人はあったことありません!」
なんとか、なんとか、よくなって欲しいものです。
強皮症の改善、治療に世界一最適な場所がオーストラリア、ケアンズと慣れれば嬉しい限りです!

参照元:ABC

 

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