【真夏のクリスマス】オーストラリアのクリスマス事情
ロケーション
ニュース
イベント
食べ物
オーストラリアのクリスマスは夏のまっただ中!!
北半球とはひと味違うオーストラリアでのクリスマスについて、過ごし方や料理についてご紹介します!
定番料理
クリスマスはファミリーが集まってンチやディナーを一緒に過ごす日。実家に帰るためにオージーも大移動が始まります。
そんなオーストラリアのクリスマスの定番料理がこちら。
①シーフード、骨付きのハムの塊ロースト、ローストチキン
暑い真夏のクリスマスのご馳走は、まずは冷製シーフードが定番。シーフード屋さんが一年で一番忙しい時期です。茹でた後に冷やした冷製のエビやカキを、オレンジ色のカクテルソースにつけて食べます。チーズの盛り合わせ、ディップとクラッカーのおつまみも用意して、メインは骨付きのハムの塊ローストか、ローストチキン(ターキーよりもチキンの方が多いようです)。
②BBQ
家の裏庭でBBQクリスマスパーティをしたり、公園やビーチにある無料BBQ施設でクリスマスピクニックしながら、オトナたちは肉を焼いてビールやワイン、子供たちはクリケットや海水浴、プールに入ったりなどして過ごします。食べ物飲み物は持ち寄りのことが多いよう。
オーストラリア現地のスーパーのCMでは、やはりサンタさんもハムとシーフードを持ってます!
定番料理デザート:クリスマスプディングとフルーツ
最後のデザートは、クリスマス伝統のプディング!!
ドライフルーツとアルコールが入った極甘な蒸しケーキで保存食としても日持ちします。食べる前に温めてクリームかアイスクリームを 添えて食べるもので、毎年各スーパーマーケットがセレブシェフレシピの独自ブランド商品を期間限定で発売して話題になります。あまりに甘すぎるので、近年はアイスクリームタイプのものや、甘さ控えめなども人気があります。
他には、ミンスパイ (クリスマス伝統のドライフルーツが入った極甘なパイ。こちらも保存食で日持ちする)、パブロバ (オーストラリア発祥のメレンゲのケーキで、ふわふわ食感で甘い。フルーツとクリームをトッピング)、マンゴー、ピーチ、チェリーなどの夏のフルーツも並びます。
定番遊び道具:クリスマスクラッカー
ディナーテーブルに並べられているキャンディー型のクラッカー。 隣に座った人と両端を引っ張り合って開けるときに火薬がパンっと音が鳴って、中から、紙の帽子とジョーク,クイズ,ことわざなどを書いた紙、紙ふぶ きや笛、小さなプレゼントやオモチャが入っています。 笛を吹いて、クイズやジョ-クを言い合いながら盛り上がります。紙の王冠はパーティー中に全員で被るのがルールです。
街中はクリスマスデコレーション
この時期は、クリスマス用品だけを売る専門店ができるほど、どの家庭もクリスマスツリーをデコレーションしてがんばります。家の外観を電飾できらきらにしたり、空気で膨らませる大きなサンタを置いてたり、かなりな力のいれよう。
ゴールドコーストでは例年ゴールドコースト市主催で、一般家庭のクリスマス電飾飾り付けコンテストも行われ、入賞したハウスを訪れるツアーもあります。
クリスマスプレゼント
家族や親戚、会社では社員、同僚でプレゼント交換をすることもあり、クリスマス前に全ての買い物をすませなくてはいけないので、毎年この時期はショッピングセンター大混雑。もらったプレゼントはクリスマスまでは開けないでツリーの下に置いておきます。親戚やご近所さんには、クリスマス・ハンパーと言われるチョコレートや日持ちするスナックの詰め合わせなどが人気。
また、ショッピングセンター恒例のサンタフォトのコーナーも大人気です!
南半球ならでは?サーフィンサンタ
ゴールドコーストのビーチでは、例年サンタコスチュームでサーフィンするイベントが毎年ローカルニュースになったり、水着美女のメーターメイドのサンタコスチュームが見られます。元々は水着姿の女性がパーキングメーターで時間が切れそう な車を見つけ、小銭を入れてあげて罰金徴収を行わないようにしたことで生まれたゴールドコーストの名物ガールです。
こちらのCMでもサンタがサーフィンでハムを持ってきています!
ちなみに、今年は、ジェットスキーサンタがチャリティで集まり、ギネス記録となりました!
そのローカルTVのニュース映像はこちら!
クリスマスの後は長いサマーホリデーに突入!
12月26日はボクシングデー祝日でお休み。
この日は伝統的にクリスマスプレゼントを開ける日で、ボックスを開けるという意味でボクシングデーと呼ばれます。実際にはほとんど25日に開けてますが。。そして、待ちに待った年末大売り出しセールがこの日からスタート。毎年、ショッピングセンターが開店前に大行列ができる様子がニュースになります。
この後は1月末までのながーいサマーホリデーに突入です。
学校の夏休みは12/12-1/26までなので、親も子供に併せて1月中まで長い休暇に入ることになります。
オーストラリアでは子供だけで留守番はできないため、親も子供と一緒に休んだり、どちらかが順番に休暇をとったりします。
今年はコロナで海外渡航や州を越えた旅行が制限されているため、国内、州内の旅行や、
ロードトリップというキャラバンカーやキャンプ旅行などが大人気。
キャラバンと呼ばれるキャンピングカーが売り切れになるほどの人気ぶりです。
詳しくはこちらの記事で
【コロナ禍でロードトリップが大人気】キャラバンカーが売り切れ続出
民家のクリスマスツリーに登っちゃったコアラ
アデレードの民家に迷い込んで、ツリーに捕まっているところを保護されたコアラ🐨
住民の女性も、見た時はドッキリかと思ったわ!とびっくりしながらもレスキュー団体に連絡。好奇心旺盛な動物なので、今までもニワトリ小屋、住宅展示場、オモチャの車やベビーカーに乗っているコアラを保護したことはあるけど。クリスマスツリーは始めてだわ。と語っています。コアラはお茶目なんですね!
【オーストラリアのロケを御希望の制作会社の方へ】
現時点ではまだ簡単に入国が出来るわけではなく、規制がある状況ではありますが、撮影事情としては活発に動いています。
こちら(↓)の記事をご参照ください
【続報・コロナ禍の撮影事情】QLD州で撮影ブームが到来!
もともと、オーストラリアは固有の動植物の保護や環境維持のため、検疫措置は非常に厳しいです。ですが、裏を返せば、そんなオーストラリアで撮影できる、ということは安全と意味でもあります。適切な手配、対応、許可申請を進めればロケは気持ちよく出来ます!
お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。
東京で直接お会いして打ち合わせが可能です!
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546