【オーストラリア・オリンピック選手】セーリング

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【オーストラリア・オリンピック選手】セーリング
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オーストラリアのオリンピック選手のご紹介シリーズ第3回です!

東京オリンピックに向けて、オーストラリアでも続々と代表選手が決まってきています。
オーストラリア・オリンピック委員会のHPでは、東京オリンピックまでのカウントダウンのボードも表示されて盛り上がってきました。オリンピック代表選手も日本語付きでメンバーを発表しています!

 

来年に絶対オリンピックをやって欲しい!!!(もちろん万全のコロナ対策と共に)

という思いも込めて、オーストラリアの代表選手を紹介していきます。今回は、オーストラリアでも人気競技ーリングの代表選手のご紹介です!

 

以前にご紹介した種目についてはこちら!

●第1回【オーストラリア・オリンピック選手】カヌー・スラローム
第2回【オーストラリア・オリンピック選手】アーチェリー

 

 

オリンピックのウィンドサーフィンはセーリング競技の一種目として登録されており、乗る艇によって10種目に分かれます。大きな三角形を描くコースで、艇は3方向からの風を体験した後、フィニッシュラインまでの着順を競うもので、このレースを10〜12回行い、その合計点数の低い10艇が「メダルレース」と呼ばれる最終レースに進みます。

 

風や波などの変化、他の船との位置関係、自分たちの艇のコンディションなど、刻々と変わるさまざまな条件を計算して臨機応変に戦術を組み立てられる頭脳と、実行に移す技術が必要になります。東京オリンピックでは、「江の島ヨットハーバー」で開催の予定。自然環境で行われるこの競技では、「地の利」がより大きく働くことが予想できるため、日本選手の活躍に期待したいですね!

 

セーリングのオリンピック競技

乗る艇によって下記の競技があります。
オーストラリア、日本とも、470級、49er級でメダル獲得を狙っています!
オーストラリアは、男女混合フォイリングナクラ17級も有力メダル候補になっています。

 

・男子RS:X級:ウィンドサーフィン種目。オランダ、イギリス、フランス、イスラエルがが目立つ存在。
・女子RS:X級:ウィンドサーフィン種目。メダルを獲得しているのは中国、スペイン、フランス、フィンランドなど。
・男子レーザー級:小型1人乗り。新興勢力のオーストラリアが2連覇中。
・女子レーザーラジアル級:強豪国はオランダ、ベルギー、米国、中国。
・男子フィン級:1人乗り。イギリスが5連覇中。
・男子470級:全長4.7メートル、2人乗り。オーストラリア・アメリカ・イギリスで金メダル争いから、リオ2016ではクロアチアが金メダル。
・女子470級::全長4.7メートル、2人乗り。オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、オランダが過去3大会でメダル争い。
・男子49er級:全長約4.9メートル、2人乗り。オーストラリアとニュージーランドが強さを発揮。
・女子49erFX級:全長約4.9メートル、2人乗り。
・男女混合フォイリングナクラ17級:カタラマンと呼ばれる艇体2つで構成。オーストラリア、イギリス、スペイン、イタリアなどが強豪。

 

セーリング代表選手

【男子470級(2人乗り)】
東京オリンピックの有力メダル候補!
マシュー・ベルチャー/Mathew Belcher

リオ2016で銀メダル、ロンドン2012で金メダルを獲得。
ゴールドコースト出身。6才から両親のボートに一緒に乗り始め、9才で初めてのレースに出場。シドニーオリンピック2000の閉会式で、ジョン・コーツの招きで国旗を持ってから、オリンピックの夢が生まれた。リオ2016で銀メダル、ロンドン2012で金メダルを含む、世界大会で10以上の金メダル、10のタイトル、ワールド・セイラー・オブザイヤーなど数多くの実績を持つ。

 
 ウィル・ライアン/Will Ryan

NSW州出身。2才の時に両親に連れられて祖母のボートで、オーストラリアの国民的ヨットレース「シドニーホバートヨットレース」を観る。11才でセーリングを始め、2006年ユース大会でレーザー級に出場。2009年から470級に転向し、ロンドン金メダルのマット・ベルチャーと組んで2013年世界大会に出場。リオ2016で銀メダルを獲得。

 
【男女混合フォイリングナクラ17級(2人乗り)】
東京オリンピックの有力メダル候補!
ジェイソン・ウォーターハウス/Jason Waterhouse

NSW州ニューポート出身。幼い頃から姉と一緒にセーリングを始め、リサ・ダーマニンと一緒に男女混合フォイリングナクラ17級で多くの大会に出場。2009年ユース大会で金メダル。2015年世界大会で2位、2016リオで銀メダルを獲得。

 
リサ・ダーマニン/Lisa Darmanin

NSW州出身。セーリング家族の中で9才で兄とセーリングを始め、ペアのジェイソン・ウォーターハウスは従兄弟にあたる。2009年ユース大会でジェイソンとペアで金メダル。2015年世界大会で2位、2016リオで銀メダルを獲得。

他にも6名の代表選手が決まっています。

 
【男子49er級(2人乗り)】
●ウィル・フィリップスとサムフィリップスの兄弟ペア。
そっくりですね!

 
【男子レーザー級(小型1人乗り)】
●マット・ウィーン

 
【女子49erFX級】
●テス・ロイドとジェイミー・ライアンのペア

 
【女子レーザーラジアル級】
●マーラ・ストランスキー

 

日本代表内定選手

日本の選手はフィン級以外は内定が決まっています。

・男子RS:X級:富澤 慎 選手
・女子RS:X級:須長 由季 選手
・男子レーザー級:南里研二  選手
・女子レーザーラジアル級:土居 愛実 選手★注目★
・男子フィン級:2020年5月スペインでの世界選手権で内定選手決定予定だったが延期。
・男子470級:岡田 奎樹 選手(スキッパー)、外薗潤平 選手(クルー)★注目★
・女子470級:吉田 愛 選手(スキッパー)、吉岡 美帆 選手(クルー)★大注目★
・男子49er級:高橋 稜 選手(スキッパー)、小泉 維吹  選手(クルー)
・女子49erFX級:山崎 アンナ 選手(スキッパー)、髙野 芹奈 選手(クルー)★注目★
・男女混合フォイリングナクラ17級:飯束 潮吹 選手(スキッパー)、畑山 絵里 選手(クルー)

 

メダル有力候補は?

日本は、470級女子の吉田愛・吉岡美帆組が大注目。吉田・吉岡組は2018世界選手権で日本女子として初めて優勝し、翌年2019年同大会で2位となり、アトランタ1996以来のメダルの可能性が見えてきた。

そして、「470級」男子においては、2017年470世界選手権にて5チームが20位以内に入り、日本国内での代表争いが熾烈に。その争いを制し代表に選ばれたのは岡田奎樹・外薗潤平組。代表争いを制した彼らにメダルの期待が高まる。

 

さらに、レーザーラジアル級女子では、リオ2016に22歳の若さで出場した土居愛実が、2017年レーザーラジアル級の世界選手権で銅メダルに輝いた。また「49erFX級」(女子)では、ジュニア世代の国際大会で山崎アンナ・髙野芹奈組が優勝するなど著しい成長を見せており、メダルの可能性が期待されている。

 

 

 
 

その他の競技のオーストラリア代表選手紹介

●第1回【オーストラリア・オリンピック選手】カヌー・スラローム
第2回【オーストラリア・オリンピック選手】アーチェリー

 
 
 

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●24時間テレビBMX選手の兄妹を襲ったオリンピックがない2020年の試練
●某PV
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上田晋也の日本メダル話/羽根田卓也選手(カヌー)

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スポーツ×ヒューマン/ソフトボール日本代表 

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