Railway Story/オーストラリアの大地を行く
今回はWOWOWの人気長寿番組『Railway Story』の撮影をお手伝いさせていただきました。2000年のオーストラリア編、2009年のNZ編に続いて3度目の撮影となりました。
今回の話しの始まりはオーストラリアデイで賑わうオーストラリア最大の都市シドニー。入植と開拓の歴史を紐解きながら、人気の世界遺産ブルーマウンテンヘ向かう「ブルーマウンテンライン」とオーストラリア第2の都市メルボルンを結ぶ快速列車「XPT」をご紹介させていただきました。
メルボルンでは、歴史的建築物が建ち並ぶ市内を走るトラムで、最高の料理を満喫出来るトラムカーレストラン他をご紹介。そして人気の観光列車「ザ・オーバーランド」でアデレードを目指します。
ワインが有名なオーストラリアでも特にアデレードは、ワインのメッカ。チョコレートとワインのとろけるテイスティングを満喫。国内最大の鉄道博物館で、貴重な鉄道開拓史もご紹介させていただきました。
アデレードからは、世界の鉄道ファンあこがれの的「ザ・ガン」でオーストラリア大陸縦断の旅へ。アウトバックを駆け抜け、オーストラリア北部のトップエンドを目指しました。
アリススプリングス、キャサリン、ダーウインでは、オーストラリアの自然や、アボリジニの文化を紹介しながら、最高級の列車の旅を満喫。
この番組を見れば、オーストラリアへ鉄道の旅に出かけたくなる事は間違い無し!
今回の総移動距離は約5000km、撮影箇所は約50箇所にも及び、短期間の準備期間での仕込みは、かなりたいへんな作業でしたが、各鉄道会社及び、各都市での取材先への交渉もこれまでの良好な関係のおかげで、様々な要望を聞いていただき、無事に全ての準備を整えることができました。
撮影時期のトップエンドは、雨期と言うこともあり、天候を心配していましたが、激しい雨も我々クルーが到着すると青空に変ると言う幸運の連続で、最高の撮影が出来ました!
オーストラリアには、他にも世界の鉄道ファン垂涎の「インディアンパシフィック」や、新しくブリスベン~アデレード間にサービスを開始した「サザンスピリット」などの路線もございます。
オーストラリア&NZで鉄道の旅のロケをご検討の方は、弊社までお問い合わせ下さい。
最高の鉄道ロケをご提供させていただきます。
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《撮影スタッフの方からのお声をご紹介させて頂きます》
WOWOW開局から続く、鉄道紀行番組レイルウェイストーリー。
昨年12月下旬、急遽3月放送予定枠が決定、取材地の検討に入りました。
海外撮影は、コーディネーター選びが第一。年末年始のお休みもあり、準備期間が短い中、頭に浮かんだのが、CPインターナショナルさんです。
個人的には、12年ぶりのオーストラリア、およそ5000kmの鉄道取材。準備万端なコーディネーターの坂本さんと、ゆる~いドライバーの凸凹コンビで撮影は進みました。
あまりにも長距離な移動の為、列車の発着時間が読めず走行シーンを撮影する際には、かなりドキドキしましたが、XPT号、ジ・オーバーランド、ザ・ガンなどの列車達、イメージ以上の撮影が出来ました。
本当に、私たちにとって信頼のおけるコーディネーターさん達は、財産ですね。
ただ、オーストラリアロケの欠点は、ご飯がおいしくて太ってしまう事ですね。
結局今回も2週間で2キロ太ってしまい現在ダイエット中です。
次回は、大陸横断鉄道インディアン・パシフィックとタスマニアの保存鉄道取材かな?
その時は、またお世話になります。
【ワンハート ディレクター 牧野栄次様】
番組へのリンクはこちら
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http://www.wowow.co.jp/documentary/railway/