【BSテレ東】日経スペシャル SDGsが変えるミライ～小谷真生子の地球大調査～の撮影コーディネートをさせて頂きました。

持続可能な社会・経済を作り上げるために、ニッポンは何ができるのか。国連サミットで採択された持続可能な開発目標「SDGs」や投資の世界で注目される「ESG」（環境・社会・企業統治）の重要性が声高に叫ばれる中、日本が進むべき道を考える全５回シリーズ。世界の流れに乗り遅れないために、環境、ジェンダー、健康、働き方といった各テーマについて、小谷キャスターが独自の視点から切り込みます。

オーストラリアでは資源国が悩むジレンマとして森林火災を取り上げました。

コーディネートポイント

①森林火災の現場での取材

オーストラリアはユーカリの木々に囲まれていることから森林火災は毎年起こりますが、年々その規模が拡大し、今年は昨年9月から半年にわたり続いた未曾有の大災害となりました。日本の国土の1/3にあたる1200万haが消失、10億匹の野生動物が犠牲となり、生態系への大きな影響も出ています。いったい現地でなにが起きているのが、特に被害が大きかった東部の各地に実際に行っての取材となりました。

②柔軟な現場での対応

現地はまだ災害の対応に追われている中で、取材先に事前にコンタクトを取ることは難しい状況でしたが、現地での粘り強い聞き込みの結果、被害に遭った農家の男性や、ボランティアで消火活動にあたった人に直接に話をすることができました。彼らが録画していた迫り来る火災を捕らえた動画を見せてもらい、生々しい様子を目の当たりにすることができました。

実際に行ってみると、火災の要因のひとつとして、厳しい干ばつに見舞われていたこと、火災の直接の被害だけでなく、煙の汚染で農作物も被害を受けて、ワイナリーのブドウも収穫されないままだったりなど、今まであまり報道されていなかった問題点も取材することができました。

③正確な情報確認とリサーチ力

現地取材で得た情報を改めて確認するために、現場のコーディネーターからの連絡を受けて、ロケと同時に弊社オフィス側からも官公庁にコンタクトをして、市役所の担当者にインタビューと正確な情報を確認。ロケ中に専門家の見解としてのインタビューも撮影することができました。
ロケ後も番組の編集にあたって、追加で火災の映像を入手したり、番組使用の許諾条件の確認しています。時事的な内容でオンエアまで時間があまりないなかでスピーディーに進めることができました。

オーストラリア、ニュージーランド撮影をご検討されている制作会社の方へ

弊社では、撮影内容に適したコーディネート体制をご用意いたします！

弊社では現場対応出来るコーディネーターが10名以上在籍・契約しております。
そのほとんどがコーディネーター経験が豊富で、様々な内容の撮影を行っております。
また、30年間のコーディネート経験から、オーストラリア、ニュージーランド各地にご協力頂いている提携会社さんやフリーランススタッフの方々がおります。

オーストラリア、ニュージーランドでの撮影をご検討の際は、お気軽に弊社は東京オフィス（03-5437-5546）・嶋田までご連絡下さい。東京で直接お会いして打ち合わせが可能です！

嶋田祐（Yu Shimada）
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546