サメよけウエットスーツ最新版
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オーストラリア沿岸の水域ではサメが生息しており、サメに襲われる被害は今でも毎年報告されており、
致命傷に至ることも多く、人が亡くなる事故も少なくないのが現状です。
今までにも様々なサメよけの研究がなされてきましたが、メルボルンのフリンダース大学では、
ダメージを最小限にする特殊素材スーツを開発し、現在は製品化に向けて実験中。
最近開発された強い繊維をベースにした新素材は、噛まれても致命傷に至らないようにするというもの。
研究チームはホホジロザメを使った耐久試験で、その強度も確認していると発表。
これを着ていれば、もし襲われたとしても、噛み傷の食い込みがおさえられ、出血したとしても最小限ですむという利点もあるそう。
(アゴで砕かれる場合を除いてですが、、(汗)
サメ以外も岩にぶつかった際のダメージにも有効と、期待を寄せられている。
★2013年版サメよけウエットスーツ
こちらは2013年に発表され、既に製品化されているウエットスーツで、見た目でサメを避けるタイプ。
白黒の色コントラストで、人間を餌と認識しないようにするものと、
海のような色と柄で海と同化させ、サメからほぼ見えないようにするタイプの2種類がある。
西オーストラリア大学の研究者によって実験、開発されたもので、
サメの視覚は白と黒のみを認識するため、色と言うよりもコントラスト で餌を認識させないようにする。
そして、この2パターンは、ウエットスーツだけでなく、サーフボードにも採用され、
実験では著しい効果を確認した、と発表。
海洋スイマーであるハミッシュ ジョリーにより、TEDでも発表された。
サメはとても優れた嗅覚と聴覚を持っており、視覚は劣っているとされている。
どれほど少量の血でも、何キロも先からでも嗅ぎつけてくるし、音でも餌を認識するため、
このウエットスーツだけでは不十分との意見もあるが、すこしでも危険を減らすという意味では有効ではないかとされている。
抜粋元:West Australia University、BBC、Sydney Morning Herald
コロナ渦中ではありますが、全くロケが出来ないわけではありません。
内容次第にはなりますので、お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。