謎の大富豪が作った「大人の美術館MONA」が不思議すぎる

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謎の大富豪が作った「大人の美術館MONA」が不思議すぎる
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オーストラリア最大の個人ミュージアム、
MONA(ミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート)。

 

この美術館のために、世界中からタスマニアの小さな街に来たいという人も多いほど、世界のアート好きも大注目のスポットです。

 

そして、ここで毎年冬至の週に行われる、ダークなフェス!
「DARK MOFO (暗闇、アート、音楽と食の祭典)」が今年も開催されました!
ミュージックアワードを連続受賞しているこのフェスティバルは、かなり奇妙でオトナなんです。

 

謎の大富豪が作った「大人の美術館MONA」

タスマニア、ホバート近郊の小さな島にあるMONA美術館。
謎の設立者、デイヴィッド・ウォルシュは、大富豪にして数学の天才

自閉症だった彼は特異な記憶力を持ち、まるで映画『レインマン』のようにポーカーでも負け知らずだったという。

 

2007年、ウォルシュはギャンブルで大儲けして一躍有名人になります。数学を勉強する学生だった彼は、一種の応用数学を利用して、無茶さえしなければカジノで儲けることは可能だと気づいたのです。

 

まず、資金提供をしてくれるパートナーを見つけ、多額の現金を元手にするアルゴリズムを書き出してから、コンピューターを使った競馬予測で成果を確認。やがてカジノで莫大な財産を築くと、美術品の収集にのめり込み、膨大なコレクションを抱えてしまいます。
その風変わりな趣味を世の中に公開し、みんなに鑑賞してもらうことにして美術館を建てた。

 

大富豪の彼は、ビジネスや政治の世界とのしがらみは全くなく、忖度はいっさい必要ない。彼のアイデアを詰め込んだ美術館が2011年にオープンした、その時の式典では、彼はデカデカと「F**k the art, let’s rock’n’roll」と書いたTシャツを着ていた。

 

 

記憶に残る、型破りな美術館

そんな彼も最初は平凡な美術館を建てたが、「どうすればみんなが来館してくれるか」「どんなものが記憶に残るか」を考えた。人の行動の9割は記憶に基づいているからだ。

 

そしてMONAを設立。ここでは、「記憶に関するすべてにおいて、来館者の条件反射と習慣と目標が考えられている」その結果、来館者がひとつの作品の前で鑑賞する時間は平均の6倍以上、滞在時間が5時間に及ぶケースも多く、30%は翌日もやって来るという美術館になった。アメリカの100の美術展の平均滞在時間は20分である。

 

ここは従来の美術館とは違うことばかり。まず地下に建てられている。孤島の田舎にあり専用のフェリーで数十分。アクセスは良くない。展示品の表示や説明はいっさいなく、受付で渡されるiPod touchとヘッドホンで、作品情報や解説、アーティストへのインタビューなどを見たり聴いたりすることができる。

 

美術館のテーマは「死と性」

そして中には奇抜な作品ばかり。 地下3階、地下に洞窟のような巨大な空間が広がっている。そこに迷宮のように通路が張り巡らされている。現代アート作品が展示されており、ぺちゃんこになった赤いポルシェの彫刻、腐りかけた牛の死体の彫刻、どのページも真っ白な本を集めた図書館。

 

壁は黒で統一されている。映像や音によるメディアアートやインスタレーション。感圧式の床と数十個のスピーカーが配置されている真っ暗なトンネルなど、かなり大掛かりなものもある。

 

暗闇、アート、音楽と食の祭典「Dark Mofo」

1年で夜が一番長い冬至の週に行われるフェス「Dark Mofo」。メインステージは屋外だが、それ以外は美術館の中でパフォーマンスが行われる。フェスの開催期間中も美術館はオープンしていて、チケットを持っていれば自由に出入りできる。

 

ライブではオーストラリアのベストミュージックフェスティバルを連続で受賞。100組以上のアーティストが登場し、過去にはヘッドライナーにはThe Flaming LipsとDJ KRUSHなども出演。ロックやポップスが中心だが、フリージャズや民族音楽、舞踏や朗読などのパフォーマンスも行われる。

 

日本人のアーチストも参加し、毎年参加者が増え続ける一方。地元への経済の効果も大きく、例年ホバート市長も挨拶で参加、政府観光局もオススメするほどのタスマニアの冬の名物イベントになっている。

 

ただし、常に刺激的であるべきというモットーから、ホバート市長も「ショック・フェスティバル」と呼ぶほど。。最終日の冬至の未明に行われる、裸の寒中水泳。儀式のようなパフォーマンス、炎が上がり、光が差し込む会場。一流シェフがデザインするアートなダイニング体験、などなど。

まずこちらの写真と映像をご覧下さい。

 

アートステージのパフォーマンス。

最終日は冬至の日。最後のイベントは夜明けに、ヌードで寒中水泳。
過去1900人と毎年参加者が増えていたが、今年は1500人限定で行われた。

参照:ABC

 

【イベント名】
Dark Mofo(ダーク・モフォ)

【開催日】

1年のうちで最も昼の時間が短い冬至にあたる週
今年は2021年は6月16日(水)〜22日(火) に開催。

 

【内容】
野外音楽フェス、冬至の裸で寒中水泳(1500-1980人)、大ホールで冬の晩餐会、
光のインスタレーション、プロジェクションマッピング、クリエイティブ・コンファレンス、
トークショー、ワークショップなど。

場所により$10~25の入場料、今回は日曜日が入場料無料。

【開催地】
タスマニア
MONA – Museum of Old and New Art

【動画】

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