【2014年シドニー リンツカフェ事件】スナイパーが明かす真実!?
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2014年に起きたリンツカフェ人質立て籠り事件の新たな真相(?)が当時の現場にいたスナイパーから明かされました!
実は、、、、
亡くなった人質も助けられたとのこと。
助けられなかったのは、逃げた人質からの情報が内部で伝達できていなかった為、スナイパーもチャンスを失ったとの証言が語られました。
リンツカフェ人質立て籠り事件とは
2014年12月15日から16日にかけてリンツ・ショコラ・カフェ、シドニー中心業務地区の一角マーティン・プレイス53番地で起きた立てこもり事件。周りにはオーストラリア全国放送網であるCH7(チャンネル・セブン)の放送スタジオや、オーストラリア中央銀行を始めとしたオーストラリアの四大銀行が立ち並ぶ実地である。
犯人マン・ハロン・モニスが乱入しリンツ・カフェ内にいた客を人質にし、信仰告白の旗などを掲げた。また、モニスは2つの爆弾をカフェ内に設置、そしてシドニー周辺に2つの爆発物を仕掛けたと声明を発表し、テロとの関連があるとも当時報じられ、国内を震撼させた。
16時間に渡る警察との攻防が繰り広げられた中、最終的に犯人は射殺されましたが、残念なことに人質となっていた2人も死亡してしまった事件。
スナイパーの証言
この事件をカフェの反対のビルから16時間も見守っていたスナイパーがいた。シドニー警察のスパイパーのマーク・デイビッドソン。彼は当日ついたスナイパーの中では最も経験があった。
マークは10分間、銃ごしのレンズでモニスを写しており、撃ち留めるチャンスは整っていたと言う。その状況の写真もとり、ラジオでも報告していたが本部からの発砲の指示は出なかった。犯行人物を射殺するには人質に被害がないかを確認し、本部からの指示を得る必要がある為だった。結局、マークは発砲しないまま、人質のトリー・ジョンソン氏がモニスに処刑されるところを眺めることしかできなかった。
チャンスがあったのになぜ打たなかったのか?
一言で言うと内部の連絡の連携ミスだという。。。
スナイパーが一歩踏み出せなかったの理由の一つとしてはモニスの背負っていたリックに爆弾が入っている可能性が当時あったからだ。しかし、リュックの見た目、コードが出ていたなどの情報は脱出に成功した人質は警察に情報を提供していた。ところが、まさに連絡の連携のミスによりその情報がスナイパーにまで届いていなかったのだ。。。
もし、情報が届いていたらスパイパーも適切な対応ができ、2人の人質の殺害を防げたとマークは言う。
スナイパーのその後
マークは任務を達成できなかった責任を重く感じ、事件後には毎日のようにトリー・ジョンソン氏が殺害されるとことが繰り返し蘇るようになる。そのことから、PTSD(心的外傷後ストレス症候群)を患い、スナイパーとしての仕事を退職している。もし、同じよな事件があったら次回はさらに良い結果になるように望んでいる。
オーストラリアでの特集映像
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嶋田祐(Yu Shimada)
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