【時計が命の恩人!?】思わぬきっかけで見つかった癌

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【時計が命の恩人!?】思わぬきっかけで見つかった癌
ニュース 人物

クイーンズランド州に住むジョアナさんは、息子が時計を壊してしまったことがきっかけでガン検診を受診。そこで初期の乳がんが見つかり、すぐに治療にとりかかることができた、というストーリーです。

 
 

息子が大切な時計を壊してしまう

QLD州のサンシャインコーストに住んでいるジョアナは、夫と息子の3人暮らし。40才になった記念に一念発起してランニングを始めることを決心。マラソンにも挑戦することになり、夫からはバースデーにガーミン社の時計をプレゼントしてもらった。走った距離や心拍数などが記録されるスマートウォッチで、$500以上するもの。

 
だが、10才の息子のロベルトが、ある日その時計をキッチンの台にぶつけて壊してしまったのだ。。。

 
マラソンの時はいつも記録を取っているし、上達しているかも知りたい。。。
自分にとっては高価なものだが、悩みに悩んだ結果、新しく時計を買い換えることにした。

 

保険会社のポイントで新品を買うことに!

そこで良いアイデアがひらめいた!
加入している保険会社の内容をよく見てみたところ、定期的に健康診断をすれば、ポイント制で割引やクーポン券がもらえることがわかった。そこで、ポイントを貯めてスマートウォッチを買うことにした。

 
これで出費しなくてもいい!これぞ主婦の節約術!!
いつもの歯科検診や眼科の検診はやっていたので、追加で乳がん検診をするだけで、1000ポイントになる!

 
さらーに!その乳がん検診!
政府でやってくれる無料の乳がん検診は50才以上が対象だと思っていたけど、確認してみたら41才から無料とあり無料で受けられることに!

 
これぞ主婦の節約術!!これで1000ポイントゲット!

 

まさかの診断結果

そして、いざ検診へ!
いや、1000ポイントゲットへ!
しこりや変な膨らみなどもない、全く心配していなかった。むしろポイントゲットへ向けてウキウキでした。

 
が!!!

 
早速マンモグラフィーを受けるが、その時に、
「もし後で連絡が来ても気にしないでね、最初の検診でひっかかる人は多いの!」と言われた。
なんだか、その言葉を聞いて急に心配になってきた。。。

 
2週間後に電話があって、「右の胸を詳しく調べているので、もうすこし結果を待ってください。」と言われてさらに不安になった。

 
ただ、スマートウォッチが欲しかっただけなのに。。・
1000ポイントゲットだけの為なのに。。。

 
そして、結果が来たのだが、、
「右の胸全体にがん組織が広がっています」と。

 
それは乳管の非浸潤性がんで、ジョアナは全く気がついていなかった。
乳管内にできるものだが、その時には既にリンパ節に転移して広がっていたのだ。

 
医者から、「大丈夫、まだ初期段階ですから治療できます。もしこれがあと6ヶ月1年経っていたら、しこりや痛みが出てきて、もっと厳しい話をしなければならなかったでしょう。」と言われたが、その時はさすがに、自分はラッキーだとは思えなかった。

 

自分はラッキーだったと悟る

医者を出て家に帰る時に車を運転しながら、家族にどうやって伝えようか、これからどうしようか。いろいろ考えた時に、やっと気がついた。

 
もし、息子が時計を壊さなかったら、このことは知るよしもなかった。
自覚症状も全くなかったし、無料検診は50才以上が対象だと思っていた。
「私はなんてラッキーだったのか」と。

 

乳房切除とキーモセラピー治療を続ける

治療はすぐにスタートした。その5週間後には乳房切除の手術を受け、1週間のうちに、健康な一児の母からガン患者になっていた。夫がシャワーを手伝ってくれて、大丈夫だよと言ってくれるが、涙が出た。自分で見るのが辛くて見れなかった。Eカップだった胸は片方だけになってしまった。

 
数日してやっと勇気を出して見ることができた。辛いときは「自分はラッキーだった」、ということを思い出すようにした。キーモセラピー治療を続けて9ヶ月。傷跡は残っている、でもいままだ生きている!

 

多くの女性に知って欲しい

ジョアナは多くのがん患者が経験したように肉体的にも精神的にも辛い日々を過ごした。早期発見のためにきちんと定期検診に行ってほしい、多くの女性に知って欲しいという願いからユニブーバー(ひとつのおっぱい)という闘病ブログを始め、写真も公開している。

 

オーストラリアでは40才から無料の乳がん検診が受けられる。
もともとは、無料で時計をもらうために検診を受けたけれど、これからは、生き抜いていくために受けるわ、と語っている。

 

参照元:that’slife

 

オーストラリア、ニュージーランドでのリモート撮影をご検討されている制作会社の方へ

日本の皆様にとってはまだいつでも来てください!とは言えない状況なのですが、、、

 

こんな時だからこそ!のリモート撮影です!!

 

日本から中継でのディレクションロケ、構成に添ってこちらだけでのロケなど、柔軟にご対応します。
特にオーストラリアはこれからが夏となり、ロケとしてもいいシーズンにもなります。普段の生活でも気疲れが多い今だからこそ、海外の気持ちのいい画は重宝されるのかとも思います!

 

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SHIMADA
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546