【超〜勇敢な子供達!】父に撃たれた母親を守った5人の子供たち

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【超〜勇敢な子供達!】父に撃たれた母親を守った5人の子供たち
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オーストラリアでは1週間に1人、妻が夫によって殺されていると報じられています。
クイーンズランド州のこのファミリーは、まさにそんな状況の中で
勇気ある5人の子供が団結して、母親を助けたサバイバルストーリーです!

 

 

DVに耐えきれず離れて暮らしていたパートナー

レイチェルは、クイーンズランド州の郊外で5人の子供たちと暮らしていた。
14才の長男ジェイデンをはじめ、キャメロン、ケイリー、ゼイン、いちばん下のサマンサは2才。男の子3人女の子2人の5人兄姉だ。

 
子供の父とは、最初の7年間はとても幸せな時を過ごしていたが、DVが始まり、2年ほど前から元のパートナーのダレルを家から追い出していた。

 

銃を持って家に侵入する父親

ある日、家で子供たちとテレビを見ていた時に玄関先で車が止まる音が聞こえた。

 
すぐに彼だと思い、子供たちをベッドルームに集めて鍵をかけて隠れた。
その晩はダレルからレイチェルの携帯にメッセージがたくさん来ていたのだ。

 
まさに、DV父親のダレルだった。。。
彼はライフルを持って家に侵入し、ベッドルームのドアをたたき壊した。既に泥酔していて、殺意に満ちていた。
彼の目的は子供たちの母親を殺すこと、頭の中にはレイチェルを殺すことしかなかった。
そして銃口をレイチェルに向けた。

 

撃たれるレイチェルと、必死で抵抗する5人の子供

子供たちは「やめて!」と叫ぶが、ダレルはそのままライフルを持ち上げて発砲した。

 
レイチェルは左腕を撃たれて倒れてしまう。

 
ダレルはライフルに次の弾をこめている。

この状況の中、立ち上がったのが5人の子供たち!!!

 
怯えながらも、立ち上がって母親を助けようとした。
10才のケイリーは「お父さんやめて!」と叫ぶ、
12才のキャメロンが出てきて、ダレルをヒジで殴って銃を取り上げて隠した。
4才のゼインは一番下の2才のサマンサを助けるために、一緒にベッドの下に隠れる。

 
ダレルはそれでも攻撃を止めない。倒れているレイチェルの足を持って引きずって目をくりぬこうとする。

 
そこで5人はさらに立ち上がる!
ジェイデンは父に馬乗りになって喉を絞める、そしてこめかみをパンチして床に倒した。
そしてダレルが気絶するまでチョークホールドをかけたのだ。

 
この3人は子役としてもテレビに出ており、役作りとしてマーシャルアーツとアクションの振り付けを学んでいたのだ。
武器を取り上げてチョークホールドをするレッスンを、ちょうど2週間前に覚えたところだった。
まさかこの生死を分ける場面で、実際に使うとは思ってもいなかった、と語っている。

 

母を守った子供たち

その間ケイリーは母を抱き起こして外に運び出す、出血している腕の血を止めるために包帯を巻いた。
そして、警察に連絡をして兄のジェイデンに電話を代わってもらい、救急車を呼んだ。
警察が来ると、キャメロンが家の前まで走っていって警察に状況を説明し、気絶していたダレルは逮捕。母親は救急車で運ばれて手当を受けた。

 
レイチェルは病院で腕を切断しなければならないかもしれないと言われたが、なんとか切断したくなかった。
その出血のために何度か生死の境をさまよいながらも、15回の手術を経て回復。
勇気あるこの子供達の行動がなければ、この母親は死んでいただろう。

 
長男のジェイデンは、「考えている暇はなかった、とっさに行動していた」と語っている

 

 
レイチェルはあの晩のことをこう語っている。

「あの日の最後の記憶は、ダレルに腕を撃たれた瞬間」
「気絶してもうろうとした中で、子供たちの手が私を抱えていたわ」
「次に気がついた時は、病院での激痛よ」
「何よりも子供たちにケガがなかったことがわかって安心をしたわ」
「子供たちをとても誇らしく思うわ。私にさえそんな勇気はなかったかもしれない。」

 
ダレルは殺人未遂で収監。かなり長期間の服役になると予想され、もう心配し続けることはなくなった。
レイチェルはいま、子供たちに助けられながら、腕のリハビリに精力的に取り組んでいる。

 

参照元:NINEdailymailABC

 

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