【オーストラリア・オリンピック選手】アーチェリー

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【オーストラリア・オリンピック選手】アーチェリー
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オーストラリアのオリンピック出場選手を種目ごとにご紹介している、シリーズ第2回です!

東京オリンピックに向けて、オーストラリアでも続々と代表選手が決まってきています。
オーストラリア・オリンピック委員会のHPでは、東京オリンピックまでのカウントダウンのボードも表示されて盛り上がってきました。オリンピック代表選手も日本語付きでメンバーを発表しています!

 

来年に絶対オリンピックをやって欲しい!!!(もちろん万全のコロナ対策と共に)
という思いも込めて、オーストラリアの代表選手を紹介していきます。今回は、アーチェリーの代表選手のご紹介です!

 

他の種目についてはこちら。

●第1回【オーストラリア・オリンピック選手】カヌー・スラローム
●第3回【オーストラリア・オリンピック選手】セーリング

 

アーチェリー代表選手

アーチェリーは、団体と個人の2種類があり、団体は1チーム3人ずつ。70mで競技を行い、標的は直径122cmの円で、中心に当たれば10点。中心以下は得点となる円の帯が並んでいて、9点、8点……1点と外側に向かって点数が小さくなり、1点の外側は0点となります。中心の10点の部分はCDと同じ大きさです。東京大会では男女の個人・団体とともに、男女混合団体が新種目として行われます。

屋外の地面の平坦な射場で行う『ターゲットアーチェリー』、森や山などで行われる『フィールドアーチェリー』、室内で行われる『インドアアーチェリー』など競技の種類はさまざまですが、オリンピックでは『ターゲットアーチェリー』を実施しています。

●男子:テイラー・ワース/Taylor Worth
東京オリンピックの有力メダル候補!!
リオ2016で団体で銅メダル。東京オリンピックでは個人、団体に出場。
西オーストラリア州生まれ、現在はブリスベン在住の29才。10才の時に学校のホリデープログラムでアーチェリーをしたことがきっかけで始め、2010年デリーでのコモンウェルスゲームで金メダル、世界選手権、USオープンで優勝。オーストラリア最優秀アーチェリー選手賞を受賞し、東京オリンピック出場を決める。

 

2012年ロンドンではアメリカNo1のブレィディー・エリソン選手や中国にシャオシャン・ダイ選手に勝利するなど強さを見せながら9位となる。2016年リオでは、アーチェリーでオーストラリア初の団体銅メダルを獲得。個人戦では準々決勝で金メダルの韓国ク・ボンチャン選手に僅差で及ばず敗退。2度のオリンピックを経て3度目の東京オリンピックに挑む。

 

●男子:ライアン・ ティヤック/Ryan Tyack
リオ2016で団体で銅メダル。東京オリンピックでは個人、団体に出場。
オーストラリア・サンシャインコースト生まれの29才。スクリーンに映し出すアーチェリーやフェンシングゲームをして育ち、母親の勧めで9才の時に実戦のアーチェリーを始める。3年後にジュニアデビュー。母がアーチェリー器具の修復を習得してコーチもなり、それ以来ずっと彼の専任コーチとなっている。

 

2012年ロンドン出場を狙うが、出場枠1人ののみでテイラー・ワース1人となる。だが2016年リオでは出場を果たし、団体で銅メダルを獲得。個人は23位。リオの後はオーストラリア・オープンで4度連続で優勝、2018年、2019年mのワールドカップで銅メダルを獲得している。東京で2度目のオリンピックとなる。

 

●男子:デイビッド・バーンズ/David Barnes
東京オリンピックでは個人、団体に出場。
南オーストラリア州アデレード出身、在住の34才。2004年アテネオリンピックに出場後、16年を経て再度オリンピック出場を決める。9才からアーチェリーを始め、13才でクラブに所属。シドニーユースオリンピックで2つの金メダル。2004年世界選手権で銀メダル。

 

18才でアテネオリンピックに出場し、個人36位、団体6位となる。2007年21才の時に、”普通の生活に戻る”ためにいったんアーチェリーから遠ざかるが、「電球が灯いた瞬間」に戻るべき道はこれだとわかり2017年に再開。ジム器具のビジネスを持ち2人の子供の父親でもある。

 

日本代表選手は来年3月に最終選考会

日本は男女各3人の五輪代表を決める最終選考会を4月に実施する予定だったが、来年3月に延期していますが、有力視されている選手たちはこちらです。

 

男子では、
古川高晴 選手:アテネ、北京、ロンドン、リオ五輪に出場。
武藤弘樹 選手:14年ユース五輪個人6位、15年世界ユース選手権ジュニア団体銅、18年のW杯団体で2位が2度。

倉矢知明 選手:17年世界ユース選手権ジュニア部門個人37位、18年のW杯団体で2位が2度。

 

女子では、
早川漣 選手:韓国で競技を始め09年に日本国籍取得。ロンドン五輪団体銅、14年アジア大会団体銅。北京五輪代表の早川浪(なみ)は姉。

川中香織里 選手:ロンドン五輪団体銅。リオ五輪に出場。

永峰沙織 選手:リオ五輪に出場。15年のW杯団体で優勝。16年全日本で2回目の優勝。

林勇気 選手:北京五輪に出場、ロンドン五輪選考会で負傷し代表を逃すが、リオ五輪で復帰出場を果たす。

 

メダル有力候補は?

アーチェリーの強豪国といえば、なんといっても韓国。リオ大会では、男女個人、団体の4種目の金メダルを韓国が独占。女子団体はバルセロナ大会以来7連覇の圧倒的な強さである。そこに追随するのが、中国、ロシア、チャイニーズタイペイ、ドイツ、ロシア、メキシコ、日本など。層の厚い韓国の牙城をこれらの国が崩すことができるか、注目したい。

男子では、韓国の次に強豪国と言われるのがアメリカ。リオ大会で男子個人銅メダリストだったブレイディ・エリソンとジェイク・カミンスキーは、団体でロンドン、リオと連続銀メダルのメンバー。ほかにはイタリア、オーストラリア、フランス、日本などがメダルを狙っている。

年齢があまり影響しない競技なので、東京大会では古川、川中、永峰、林、ロンドンの団体銅メダリストの早川はもちろん大いに期待できる。若手では、2017年ロザリオで行われた世界ユース選手権キャデット部門で男子団体銅メダル、女子団体金メダルを獲得するという活躍が見られている。ベテランも若手も自分の力が発揮できるように期待したい。

 

健常者の全日本アーチェリー大会にパラ代表が出場など話題

10月31日から愛知県で開かれるアーチェリー全日本選手権では、健常者の全日本にパラ代表が出場が決定。これは極めて異例なことで、東京五輪・パラリンピックが掲げる共生社会の実現に向けた一歩として注目されている。

東京パラリンピック代表内定の重定知佳選手は、車いすから矢を放つパラアーチェリー選手で、全日本選手権には記録による選考条件を満たして参加資格を得た。今大会は五輪の代表選考に関係しないが、来年3月の最終選考会に進出しているロンドン五輪団体銅メダリストの早川漣らトップ選手も出場する。

 

他の種目についてはこちら!
第1回【オーストラリア・オリンピック選手】カヌー・スラローム
●第3回【オーストラリア・オリンピック選手】セーリング

 
 

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