美の巨人たち/『ジョージ・トループ「ダニーデン駅」』『坂茂「紙のカテドラル」』
【テレビ東京】美の巨人たち/『ジョージ・トループ「ダニーデン駅」』、『坂茂「紙のカテドラル」』
の撮影コーディネートをさせて頂きました。
今回は「美の巨人たち」で番組初のニュージーランドにてロケを行いました。ニュージーランドで最も美しいと謳われる「ダニーデン駅」と、クライストチャーチのシンボルとして愛されてきた大聖堂が再建されるまでの代わりとして建てられた「紙のカテドラル」を取り上げました。
コーディネートポイント1:専門的なリサーチ
美術の番組なので非常に専門的なリサーチが必要になりました。
どの番組、どのロケでも、ロケ内容に関してのリサーチは綿密に行いますが、内容的にいつも以上に詳しくリサーチを進めました。
大きなポイントになったのは建築の専門家の起用でした。何人もの専門家に当たりましたが、すぐに分かる人も中々おらず苦戦しましたが、共にリサーチを進めてくる優秀な専門家と巡り会い、協力しながら深いリサーチを進めました。
コーディネートポイント2:12月のロケ
今回はどうしても12月中にロケをする必要がありました。
12月はクリスマスで忙しいタイミングということもあり、中々現地の協力を得にくい時期でもありました。
実際に他のタイミングとは異なり、いつもはスムーズに行くことも時間が掛かったりしましたが、粘り強く、丁寧に交渉を進め、撮影場所にも迷惑の掛からない形で撮影許可を取得していきました。
コーディネートポイント3:ドローン撮影
ドローン撮影も行いましたが、今回のロケ地の条件から、ドローンオペレーターは通常の飛行ライセンスに加え、建物の調査目的の飛行ライセンスも必要になりました。しっかりと両方を取得している優秀なスタッフを起用し、迫力のある撮影を行いました。
担当コーディネーター
■コーディネーター
マーク(Mark Joukoff)
オーストラリア、ニュージーランド撮影をご検討されている制作会社の方へ
弊社では、撮影現場と同じくらい、リサーチを重要なコーディネートポイントと考えております。そして、リサーチをする上で、専門家、現地スタッフ達との強固な関係性は非常に重要です。
その理由として、昨今の制作はロケ期間だけではなく、リサーチ期間も短くなっており、その少ない時間のなかで、専門家から得られる情報は信頼性が高く、的確なアドバイスを頂けるだけではなく、本当に辿り着きたいゴールへ短時間で到達することが出来るからです。
コーディネート会社のリサーチ力の重要なポイントは、多種多様な専門家・専門機関へのコンタクトを持っているか、そして彼らと親密な関係性を持っているかです。
30年間のコーディネート実績で構築してきた専門家達との関係は、弊社リサーチ力を強力に後押ししてくれています。
また、弊社ではリサーチ専門のコーディネーターが常勤し、お問い合わせのあったリサーチはもちろん、日々様々な情報を収集しております。
オーストラリア、ニュージーランドでの撮影をご検討の際は、お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。
東京で直接お会いして打ち合わせが可能です!
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546