超密着!世界の凄(すご)ワザキング・ヘリカウボーイ編

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超密着!世界の凄(すご)ワザキング・ヘリカウボーイ編

NHKの特別番組『超密着 ! 世界の “凄ワザ” キング』の撮影コーディネートをさせて頂きました。

 

今回、オーストラリアロケは2ネタ「ヘリコプターカウボーイ」と「雷ハンター」のすごい技術を持つ2人のプロに密着しました。
コロナ禍でのロケでしたので、日本クルーが来豪しないリモートロケとなりました。

 

  • 超密着!世界の凄(すご)ワザキング・ヘリカウボーイ編
    ヘリカウボーイのグラハムさんファミリー。カウボーイハットが似合いすぎです!

 

 

ヘリコプターカウボーイとは、ヘリコプターを使って牧場で牛を追い、牛の大群を移動させる凄いテクニックを持ったヘリパイロットです。

 

日本ではあまりピンとこない職業かもしれませんが、広大な国土を持つオーストラリアでは、一つの牧場のサイズが日本の都道府県よりも大きいという途方もないサイズの牧場も存在します。

 

そんな牧場でも、定期的に牛を集めたり移動させたりする必要があります。昔は、馬に乗ったカウボーイが広大な敷地内で牛を追っていたのですが、省力化の進んだ現代では、馬に代わってヘリを操って空から牛を追うカウボーイが活躍しているのです。

 

コーディネートポイント

ベストな協力先をリサーチ、選定

広大な牧場の多い西オーストラリアやノーザンテリトリーを中心に、全国のヘリコプターカウボーイをリサーチ。
取材にご協力いただけるパイロットと牧場を探していきました。コロナ前に既にリサーチをスタートしていたため、当初は、日本から撮影隊がいらしゃっての撮影を想定していました。

 

さまざまなところにコンタクトして交渉をすすめていき、いくつか好意的なお返事をいただいていたものの、どこも大都市からかなり離れたところに位置する為、アクセスや宿泊の問題がネックとなっていました。

 

さらに、年が明けて牛追いの時期にが近づいてくるとコロナが発生し、
日本クルーが来豪しない、ローカルクルーを起用しての撮影体制に変更となりました。

 

コロナ渦の中でリモートロケ

実際の撮影に関しては、オーストラリア国内のガイドラインに沿って
消毒の励行と接近時のマスクの着用、自宅の立ち入り人数、車両内の人数制限を行う等、
出来る限りのコロナ対策を講じた上で、ロケに臨みました。

 

また、刻々と変化するオーストラリアの移動制限に対応するため、
弊社のあるクイーンズランド州内でのロケに狙いを定め、州内でのリサーチと撮影交渉を継続、
今回の取材にご出演いただいたヘリカウボーイのグラハムさんにご協力をいただきました。

 

今回最も苦労したのが、Go Proでの撮影でした。牛追いは小型ヘリを用いて行う為、安全を考慮しカメラマンは同乗せずに複数のGo Proを使用しての撮影を行いました。

 

しかし40度を超える場所での長時間作業の撮影は、本来Go Proには適さない為、
日本スタッフ、現地クルー、パイロットのグラハムさんと、様々な対策を考えて撮影に臨みました。

 
 

壮大なアウトバック牧場での人々の暮らし

今回はヘリカウボーイのグラハムさんご本人だけではなく、
ご家族の皆さんやお客様である牧場のオーナーさんやスタッフの皆様にもご協力をいただいています。

 

広大な牧場で躍動するヘリカウボーイと協力して共に地上で牛を追う皆さんの活躍や、
アウトバックの牧場で暮らすみなさんの素敵な生活に触れさせていただきました。

 

多くの皆様にご協力をいただき、アイディアを出し合って撮影したヘリカウボーイによる牛追いのダイナミックな映像を、日本の視聴者の皆様にお楽しみいただけた事かと思っております。

 
 
 

↓もう一本の凄(すご)ワザキング・ロケ実績はこちら。
超密着 ! 世界の 世界の凄(すご)ワザキング・雷ハンター編

 

 

オーストラリア、ニュージーランド撮影をご検討されている制作会社の方へ

 

今後もパワーアップして、リモートロケ対応させていただきます。

 

残念ながら、以前のように両国間を撮影隊の皆さんが自由に行き来するのは、もう少し先になるかもしれませんが、コロナが終息するまでの期間は、皆様に変わってローカルクルーと協力して、映像を撮影しお届けさせていただいておりますので、
オーストラリアでの撮影に関する、ご相談をお待ちしております。

 
 
弊社では、日本クルーが来豪しない体制でのロケにも多数実績があります。

コロナに対しての衛生管理は勿論のこと、オーストラリア現地のカメラマンを起用し、ロケハン、また、弊社スタッフがレポーターもするなど、最大限のご対応をさせて頂いています。コロナ禍に限らず、リモート撮影を行っていた実績も大いに活かせています!

 

オーストラリア、ニュージーランドでの撮影をご検討の際は、お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。
東京で直接お会いして打ち合わせが可能です!

SHIMADA
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546