【TBS】情熱大陸 / モーターパラグライダーで世界七大陸最高峰の空撮に挑む!

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【TBS】情熱大陸 / モーターパラグライダーで世界七大陸最高峰の空撮に挑む!

 

今回はTBSの情熱大陸のロケで、
空飛ぶ写真家の山本直洋様の撮影コーディネートをさせていただきました。

ディレクターの今野様とは、以前に俳優の長谷川博己様がクーバーピディを訪れるドキュメンタリーをご一緒させていただき、今回もお声かけいただけたこと心より感謝しております。

 

  • 情熱大陸オーストラリア
    まずは、、オーストラリア最高峰コジオスコ山を登山。まだ雪があります。。

 

①世界七大陸の最高峰を空撮・粘り強い手続きと許可申請

山本様は、モーターパラグライダーを駆使して世界七大陸の最高峰空撮をするAbove 7 Summits Projectにチャレンジされている冒険写真家です。本プロジェクトは、弊社にとっても一大チャレンジとなりました。

 
番組用の撮影許可をとるだけでなく、プロジェクト自体の準備段階から、チームのお手伝いをさせていただき、
オーストラリアの航空局と本プロジェクトの実施するための交渉と手続きを行なっていきました。

 
オーストラリア大陸の最高峰は、コジオスコ山で海抜2228mと他大陸の山々と比較すると、かなり高度は低くなります。しかしながら、山本様達が到達する高度は、航空機が飛行する高度に達する為に、十分な安全対策が求められました。その準備の為に膨大な時間を割いて、数多くの専門的な書類作成のお手伝いをさせていただきました。

 
これらの書類作成や現場でのオペレーションには、オーストラリアのドローンライセンス取得するために学んだ航空法規、天候学などがかなり役に立ちました。しかし、我々スタッフが安全管理者として、チームと一緒に飛行することは出来ないため、山本さんチームと一緒に飛行し、他の航空機や空港管制などの役割を担っていただけるオーストラリアのパラグライダーパイロットとして、オーストラリア大陸の最低地のエア湖(カティサンダ)から最高峰コジオスコ山までを制覇したことのあるピーター・エバンス博士をチームにお招きいたしました。

 
山本様、エバンス博士と一緒に綿密な打ち合わせを繰り返し、書類の作成、追加提出を繰り返しながら、航空局からプロジェクトの実施許可を得ることが出来た際には、約半年の時間が流れて、季節は秋から初春に移り変わっていました。

 

②いざ本番・苦難を乗り越えての挑戦

そこから、国立公園や地元の飛行場などの許可を得て、番組撮影のための準備を進めていきました。円安の中、ご予算を抑えるために、地元のコネクションからご紹介いただいたコテージを手配し、クルー皆さんで共同生活を送れるような体制も整えました。

 
現場では、地上での管制業務と安全管理を担当し、航空局へのフライト前後の連絡、チーム飛行時のGPS情報確認と無線連絡、不時着時の救助を担当しながら、番組ディレクターの今野様のサポートも務めさせていただきました。

 
天候不良による待機、離陸失敗によるプロペラの破損、エンジン不調による2度の緊急着陸など数々のトラブルが発生し、一時は諦めムードも漂い始めたのですが、現地のエアロクラブのメンバーの方々のサポートも得て、日豪混成チーム全員の力で最後まで努力し遂に乗りこえることが出来ました。山本様達が、無事にジンダバイン空港に戻って来られた時は本当に感無量でした。

 
山本様のお人柄のおかげで、本当に多くの方のご協力をいただくことが出来、このような素晴らしい挑戦のお手伝いを少しでも出来たことを光栄に思います。今後の他大陸での挑戦につきましても、成功と安全をお祈りしております。

 
今野様とは、クーバーピディロケの際にエア湖もご一緒させていただき、今回のコジオスコ山で撮影した事で、大陸最低地と最高峰の両方を訪れたことになりました。日本人の方では、なかなかいないのではないでしょうか?とはいえ、オーストラリアは広大な大陸です。また、今後とも新たなロケーションで、撮影のお手伝いをさせていただければと願っております。

 

③専門家、現地スタッフ達との強固な関係性

弊社では、撮影現場と同じくらいリサーチや予算管理を重要なコーディネートポイントと考えております。そして、専門家、現地スタッフ達との強固な関係性は非常に重要です。

 
専門家からの情報は信頼性が高く、的確なアドバイスだけではなく、本当に辿り着きたいゴールへ短時間で到達することができます。コーディネート会社のリサーチ力の重要なポイントは、多種多様な専門家・専門機関へのコンタクトを持っているか、そして彼らと親密な関係性を持っているかです。

 

これまでのコーディネート実績で構築してきた専門家達との関係は、
弊社リサーチ力を強力に後押ししてくれています。

 
★また、弊社ではリサーチ専門のコーディネーターが常勤し、
お問い合わせのあったリサーチはもちろん、日々様々な情報を収集しております。

 
 

オーストラリア、ニュージーランド撮影をご検討されている制作会社の方へ

オーストラリア、ニュージーランドでの撮影をご検討の際は、
お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。

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SHIMADA
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546