J-WAVE「BLUE PLANET」

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J-WAVE「BLUE PLANET」

J-WAVEのスペシャルプログラム「BLUE PLANET ~THE GIFT FROM THE MOTHERLAND~」のコーディネートを行いました。2009年シリーズ第2弾となる今回は、写真家の桐島ローランドさんが旅人としてオーストラリアに。

今回のプログラムのテーマは、母なる大地と人間の共存。多様な地球の鼓動を伝えること。
ケアンズでは、世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフの沖合にある砂州ミコマスケイで、ダイビング。ニモのモデルになったカクレクマノミや砂州に住みつているたくさんの海鳥がお出迎え。翌日は、世界最古の森ともいわれるキュランダの森を訪れ、今や絶滅の危機に瀕しているヒクイ鳥や、幻の蝶と言われるユリシスに出会い、人類の母なる森を散策しました。
オーストラリアの大自然を満喫した後は空路でダーウインへ移動し、オーストラリア最大にして、最古の国立公園カカドウ国立公園に、先住民族アボリジニの文化を訪ねました。はるか6万年とも10万年とも言われる昔からオーストラリアの大地に自然とともに暮らし続けているアボリジニの人達の文化に触れる事で、桐島さんが感じた事を通じて美しい地球を次の世代に引き継ぐ為のヒントを探しました。
今回のプログラムで、最も気を使ったのが、人探しと、ロケーション探しです。ラジオ番組では映像が流れないため、番組の生命線となるのが、行く先々でインタビューを行う人々のキャラクターです。ライブ感を出したいので、あまり事前にインタビューを受ける方には、準備しておいて欲しくないという依頼を受けて、そのあたりを十分配慮しつつ、良いキャラクターの方を探させていただきました。
もう一点は、ロケーション。もちろんラジオなので、リスナーにその景色は見えないのですが、桐島さんが実際にその地を訪れ、感じた事を表現するので「いかに感動してもらえるか!」が重要になります。世界遺産の大自然が広がるローケーションばかりとはいえ、桐島さんは一流カメラマンとして、これまでにも世界中の美しい景色を見て回っている方です。そんな桐島さんの琴線に触れるように、アボリジニの伝統楽器ディジュリドウも、出来る限り景色の良い場所で、吹いてもらうようするなどのさまざまな工夫をこらしました。
御陰さまで、天候にも恵まれ、すばらしい収録となりました。聞いていただいたリスナーの方々は、きっとすぐにでもオーストラリアを訪れたくなったことだと思います!番組ウェブサイトでは、桐島さんご自身が撮影された写真もUPされております。是非ご覧下さい!!(リンクは下記にございます)
また、各ロケーション先に、ひとつひとつ交渉させていただいた結果、皆様に心良くご協力をいただけ、費用的もかなり押さえる事ができた点も、制作サイドからは、感謝の言葉をいただけました。アボリジニの方々との交渉は、文化的な理由から、時間がかかるものですが、これまでにも度重なる撮影を行っている経験を活かし、心良く協力いただけ、今回も期待以上の内容を収録する事が出来ました。
クルーのチームワークも良く、毎日とても楽しい雰囲気で撮影を行うことが出来、思い出に残るロケになりました。桐島様、スタッフの皆様、ご協力いただいた取材先の皆様、素敵な時間をありがとうございました。また、是非ご一緒させてください!!
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《撮影スタッフの方からのお声をご紹介させて頂きます》
フォトグラファーとして色んな場所を訪れ、多くのコーディネーター達と接してきましたが坂本さん程気が利く方に会った事はありません。常にわがままな要望にも笑顔で応えてくれたし、予想もしないトラブルにもスムーズに対処してくれました。何より優しくて接しやすい彼の人柄にはスタッフ全員感銘していました。それではまたオーストラリアに訪れたときは是非ともよろしくお願いします。
■桐島ローランド様■
大変、お世話になりました。本当に坂本さんのお陰で無事に終えることができました。全てにおいて先を読んでいただき、魔法の玉手箱のように様々な物が出てくる鞄にはただただ感動させられっぱなしでした。お手紙までありがとうございました。
■鈴木登世宏様■
J-WAVE BLUE PLANETリンク(※音声が出ます)
↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓
http://www.j-wave.co.jp/holiday/20090923_sp/