世界の果てまでイッテQ!/遠泳部in サイパン
【日本テレビ】世界の果てまでイッテQ!遠泳部in サイパン!の撮影コーディネートをさせて頂きました。
遠泳部は、来年夏についに夢のオーシャンズセブンのひとつ・津軽海峡に挑戦することが勝手に決定!というわけで今回はその前哨戦として、いまだかつて無い長距離・サイパン30km遠泳にフルメンバーで挑む!サイパン遠征です!
中岡さんのQtubeに挑戦!コーナー7人全員がプールの中のお立ち台に飛び移るチャレンジでは、あのメンバーが足を引っ張りまくる!?ロケの後に、いよいよ迎えた本番当日。小雨の中スタートした30kmのチャレンジ。最初は順調だったものの、沖に出た途端、荒波が遠泳部員たちを襲う!そして、衝撃の結末が遠泳部員たちを待ち構えていた…!
コーディネートポイント
①大掛かりな海上ロケ
オープンウォータースイミングなので、もちろん舞台は大海原。一度、海に出てロケが始まれば、陸にはすぐには戻れないですし、イッテQ!のそうそうたるメンバーの皆様が泳ぐということもあり、現地の海上ロケの専門スタッフとも相談を重ねて、万全の態勢を作りました。結果、合計にして9台のボートを出し、各ボートの動きをマネジメントする大掛かりなロケとなりました。
②安全面の管理
一番大切なポイントである安全面の対策も、万全を期して整えました。サイパンはサメよりは、クラゲやダツと言われるニードルフィッシュ(針の魚)が生息しており、夜には光るモノを挿す習性があります。夜の照明を工夫したり、クラゲよけなど、こちらも対策をたてて臨みました。加えて、撮影と監視用にドローンを飛ばして安全を確保して、タレントの皆様には集中して泳げるように少しの可能性にも対策しました。また、万が一の万が一にも備え、ライフセーバーやセーフティスーパーバイザー、救急救命士(パラメディック)も待機させてロケを進めました。
実際にロケでは、南国独特のスコール、突然の嵐などの自然条件もあり一時中断。改善後に再開してもゴールにはたどり着けないとの判断となり、今回のチャレンジは途中断念でしたが、安全より大切なものはありません。また、遠泳部の今後のチャレンジに期待しています!!
③サイパンのコーディネート
弊社はオーストラリア、ニュージーランドだけでなく、各地にコネクションがあります!サイパン現地の遠泳協会や専門家とも連絡を取り合い、コース上の気温、水温、海流・潮流、水深、透明度、危険生物について、ボートの構成、海上の規則なども含め、詳細を確認していきました。サイパンの海を熟知している現地エクスパート達と相談を重ね、ベストな遠泳コースを決めていきました。
今回は、サイパンの2つの島を隔てる海峡を渡ることもあり、実際に海峡を泳いで渡った人のアドバイスももらっています。長距離のコースなので、遠泳が夜に及ぶ可能性があることも踏まえて、事前に想定されることは全て対策をたてて、ボートの照明、先導も十二分に準備をしていきました。今回のロケで、更に現地との良好な協力体制を築くことができたと思っています。
弊社は南太平洋全域をカバーいたします!
担当コーディネーター
■チーフコーディネーター
鈴木冨士(Atsushi SUZUKI)
■プロダクションマネージャー
マーク・ジューコフ(Mark Joukoff)
オーストラリア、ニュージーランド撮影をご検討されている制作会社の方へ
弊社では、撮影現場と同じくらい、事前準備とリサーチを重要なコーディネートポイントと考えております。そして、リサーチをする上で、専門家、現地スタッフ達との強固な関係性は非常に重要です。
その理由として、昨今の制作はロケ期間だけではなく、リサーチ期間も短くなっており、その少ない時間のなかで、専門家から得られる情報は信頼性が高く、的確なアドバイスを頂けるだけではなく、本当に辿り着きたいゴールへ短時間で到達することが出来るからです。
コーディネート会社のリサーチ力の重要なポイントは、多種多様な専門家・専門機関へのコンタクトを持っているか、そして彼らと親密な関係性を持っているかです。
これまでのコーディネート実績で構築してきた専門家達との関係は、弊社リサーチ力を強力に後押ししてくれています。
また、弊社ではリサーチ専門のコーディネーターが常勤し、お問い合わせのあったリサーチはもちろん、日々様々な情報を収集しております。
オーストラリア、ニュージーランドでの撮影をご検討の際は、お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。
東京で直接お会いして打ち合わせが可能です!
嶋田祐(Yu Shimada)
東京オフィスマネージャー
03-5437-5546