BSフジの新3D番組「3D☆3D」の撮影を行いました。
今回は、この番組の目玉ともなるモーターパラグライダーによる3D撮影ということで、スタッフ一同、いつも以上に気合いを入れてのぞみました。超低空飛行撮影という全く新しい映像世界を創り出した第一人者、飛行撮影家の矢野健夫氏を迎えての壮大な空撮でした。

苦労したのは何と言ってもパラグライダーでの撮影飛行許可です。
撮影飛行ロケーションの選定、許可申請など、通常であればスムーズに行くものが「パラグライダーで」というだけで、ほとんどの撮影候補地がNGになり、飛べるところはどこか、という探し方になりました。
そんな中でも最高のロケーションを探し出し、選び抜かれたのが、緑あふれる山に囲まれたロストワールド・バレーと、青い海と白い砂浜に適度な風の舞うポッツビル。
ロケハンを終えた矢野さんから「いいね」の一発OK！！
数々の撮影を行ってきており、ロケーションにも拘りをお持ちの矢野さんからの一言は本当に嬉しい限りでした。
ロストワールド・バレーでは懸念されていた風は吹かなかったのですが、全くの無風状態で逆に飛べない、というハラハラする場面もありましたが、矢野さんは根気強く風を待ち続け、一瞬のチャンスを見逃さずに捕らえました。
スタッフの歓声と共に空に舞い上がり、草原を低空飛行したり、木々の間をすり抜けたり、気持ちよく空を飛び回っていました。
ポッツビルではビーチや岩場を低空飛行で撮影しましたが、中々納得のいく画が撮れずに翌日に再チャレンジすることになりました。
そしてその日、、、
なんと海上でイルカの大群に遭遇し、見事に並走撮影に成功したのです！
これも、コーディネーターが仕込みました！！
と言いたいところですが、、、
矢野さんと制作スタッフの執念とプロ魂が呼び起こした奇跡だったと思います。番組担当プロデューサーも感動の涙を流されておりました。
毎日早朝出発のハードスケジュールでしたが、モーターパラグライダーを無事に飛行機に載せるという最後の大役を果たし、コーディネーターは長いロケを無事に終えることができました。
モーターパラグライダーでのロケは是非弊社までご連絡下さい！
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