ドキュメンタリーWAVE
NHKの新番組、「ドキュメンタリーWAVE」の撮影を行いました。
ロケ地は捕鯨論争の震源地となった太地町と姉妹都市の関係にあるブルーム。
価値観の違いから引き裂かれようとしている二つの町で人々の苦悩を見つめ、両都市の国境を越えた固い繋がりを追いました。
国際的にも問題になったクジラ騒動に関わることもあり、取材交渉やリサーチなどには一層注意を払い慎重に進めました。
取材先の方々には前向きな撮影内容であることを伝え、気持ちに負担が掛からないようにコミュニケーションを深めることがいつも以上に求められました。
元々日本と繋がりがあったこともあり、結果的には皆様非常によく協力してくれ、撮影もスムーズに進めることが出来ました。町自体が大きくはない為、みんなどこかで知り合いだったり、親戚だったりで、どなたも快く取材を受け入れてくれ、アットホームな雰囲気の中でのロケとなりました。
インタビュー時は通訳が大変ではありましたが、ブルームが文化的、歴史的背景非常にユニークな町なので、取材も非常に興味深い内容になっており、楽しみながら出来ました。
現場で取材をして話を聞いていきながら事情が分かる部分も多々あり、随時その場での対応も求められましたが、フットワークよく満足してもらえるコーディネートが出来たかと思います。
ロケ期間中は毎日32~34℃と、蒸し暑い中でのロケとはなりましたが、スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。ブルームの皆もまたのお越しをお待ちしております。
ブルームでは神秘的な自然現象「月への階段」も撮影することができます。
ブルームでの撮影をご検討の方は、是非弊社までお問い合わせ下さい。
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《撮影スタッフの方からのお声をご紹介させて頂きます》
オーストラリアを訪れるのも初めてなのに、ブルームというマニアックな場所に訪れる事になりました。
私自身、初めての海外ロケだったという事情も重なって、出発前は不安で不安で…。しかし、出発前に御社スタッフとやりとりをしている間に、段々とその不安は薄くなり、不安は期待に変わっていきました。
政治的な話題という事もあり、かなり難しい内容をお願いしてしまったのですが、リサーチ、撮影ともに献身的に協力して下さいました。
驚く程美しい空と海。帰国してからも時々思い出します。
また是非よろしくお願いします。
【ディレクター 廣岡知人 様】
番組へのリンクはこちら
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http://www.nhk.or.jp/documentary/