これが世界のスーパードクター7

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これが世界のスーパードクター7

「絶体絶命」のアクシデントから患者たちを救う天才名医たちに完全密着!
最新医療の仰天現場を再現し、現代の「ブラックジャック」たちの活躍ぶりをリアルに伝えるスペシャル番組「スーパードクター」の第7弾!
CPインターナショナルでは、ゴールドコーストで活躍する眼科医のロジャー・ウェルチ先生の取材と再現シーンを担当しました。

スーパー眼科医のロジャー・ウェルチ先生が治療をしたのは、トム・フラウリーくんとそのお父さんのルーさん。
今から4年前、当時11歳だったトムくんは、おじいちゃんの家に遊びにいき、いとこのマシューくんとコマを作っている最中に手を滑らせ、なんと電気ドリルを目に刺してしまったのです!!
病院に運び込まれたトムくんの瞳には大きな傷が走り、目はつぶれたブドウのようにしおれていたそうなのですが、ウェルチ先生の天才的な外科手術により瞳は細い糸で完全に縫い合わされ、トムくんは目を失わずにすんだのです。ところが物語はそこでは終わりませんでした。実はトムくんのお父さん、30年前に同じような事故で片目を失明したのですが、その目を見たウェルチ先生は、なんとそのお父さんまで治療してしまったのです!!
取材では、かっこいい若者に成長したトムくん、すっかり両目が見えるようになっていたお父さんのルーさんにもお会いすることができました。さらに実際に事故が起きた家で、本人たちの監修(?)のもと、再現シーンを撮影することができました。
トムくんは、子役たちの演技や撮影の様子に興味津々。撮影当日はトムくんの16歳の誕生日だったのですが、自分のバースデーパーティもそっちのけで、現場に見入っていました。
そして、もう1人の主役はなんと言ってもウェルチ先生。撮影隊は実際の手術室の中に入って撮影をすることができたのですが、顕微鏡を使っての実に細かい手術はお見事というほかありませんでした。先生は1日11人もの手術をこなした後に、自ら再現シーンも演じてくれました。
先生によれば、以前は車のフロントガラスで目をケガして運ばれてくる人が多かったものの最近はガラスの進化で自動車事故による目の負傷は減り、その分トムくんのように子供たちの事故が目立っているそうです。日本では電動ドリルの置いてある家はめずらしいかもしれませんが、子供の事故には注意したいですね。
■撮影スタッフ■
今回起用したカメラマンは地元DOPのトニー。
彼は CMから長編映画(最近では『スーパーマン・リターンズ』のセカンドユニットのカメラマンとして客船が沈むシーンやエレベーターのシーンなど10数分を担当)までこなすDOP。
今回はテレビ番組の撮影でしたが、弊社との付き合いもあり、快く引き受けてくれました。
彼の豊富な経験から、現場でもいろいろとアイデアを出してくれてとても助かりました。
http://www.tbs.co.jp/program/superdoctor_20070926.html