【世紀の新発見】高さ500メートルの巨大サンゴ礁が見つかる
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世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフで、高さ500メートル、
幅1500メートルもある巨大サンゴ礁の山が新たに発見されたニュースが話題を呼んでいます。
約120年ぶりの新発見
オーストラリアの海洋調査機関シュミット海洋研究所の発表によると、巨大サンゴ礁はオーストラリア北東部クイーンズランド州の北部沖ケープヨークの近くにあり、調査船でグレートバリアリーフ北部の海底の地形図を作成していた調査団が発見。
このような離れリーフが見つかったのは、約120年ぶり!とのことで世紀の新発見と世界中に報道されています。500メートルという高さは、なんとニューヨークのエンパイアステートビル、エッフェル塔よりも上回る高さ。基底部の幅は約1.5キロにわたって広がっており、頂上部は海面から40メートルの深さにある。
海底ロボット「スーバスティアン」からライブ中継
この調査団は海底ロボットの「スーバスティアン」を使ってリーフの探査を行い、その映像をライブ中継もしている。この近くでは、ウミガメの生息地として知られるレイン島のリーフを含め、ほかにも7カ所で巨大な離れリーフが見つかっている。
研究者によると、
その様子はまるで、海の中にグランドキャニオンがあって、
そこにナイアガラの滝が2つ分流れていて、
その上に珊瑚礁がのっているようなものです、
と表現している。
↑こちらはイメージ図
グレートバリアリーフ研究の突破口に
およそ34万平方キロに及ぶグレートバリアリーフには、1500種以上の魚類や411種のサンゴなどが生息する。しかし最近実施された調査で、グレートバリアリーフのサンゴは過去30年で半減していたことが分かった。最大の要因として気候変動の影響が指摘されている。
このリーフでは、浅い部分から深い部分まで、その水深に生息できるサンゴが生息しており、徐々に海面が上昇したことによって、リーフが下降していった課程が見てとれる。グレートバリアリーフがどのように形成されたのかを解き明かす重要なデータになるだろう。
またこの海底ロボットの調査では、サンゴだけではなく今までにみたことがない深海の生物も多く見られており、研究者たちも、今後の研究に大いに期待している。と語っている。
発見のニュース映像
研究者のインタビュー
ROV(水中ドローン/遠隔操作の潜水ロボット)の探査映像
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現時点ではまだ簡単に入国が出来るわけではなく、規制がある状況ではありますが、撮影事情としては活発に動いています。
こちら(↓)の記事をご参照ください
【続報・コロナ禍の撮影事情】QLD州で撮影ブームが到来!
もともと、オーストラリアは固有の動植物の保護や環境維持のため、検疫措置は非常に厳しいです。ですが、裏を返せば、そんなオーストラリアで撮影できる、ということは安全と意味でもあります。適切な手配、対応、許可申請を進めればロケは気持ちよく出来ます!
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