コロナ渦で新方法!ドローンで課題を運ぶ校長先生
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コロナ渦によって全国の学校が休校となり、 教育機会が失われることや、
住んでいる場所によって格差が出ることも課題となってくる。
それぞれの学校も授業に遅れがでないよう、オンラインのリモート授業など様々な試みが行われていた。
クイーンズランド州のバイマウントは、アウトバックと言われる内陸部の遠隔地。
畜産や資源鉱山などが主な産業で、広大な乾いた土地の中にある学校は、生徒はたったの9人。
コロナの影響で一時休校になっていたが、
校長先生は生徒達のやる気をキープするためにも、新しい方法を思いついた。
課題をUSBメモリーキーに入れて、各生徒にドローンで運ぶことにしたのだ。
しかし、そこは遠隔地、それぞれの家庭はかなり離れている。
校長先生は人数分のUSBメモリーを持って、まず生徒の家の近くまで車で行って、
近くからドローンを飛ばすことにした。これならソーシャルディスタンスも守ることができる。
かくして、生徒達は毎朝外に出てドローンがやってくるのを楽しみに待つことに!
校長先生のドローンがやってくると、大喜びで飛び出していって、
ドローンから落とされるUSBメモリーキーを受け取るようになった。
学校で友達に会えないさびしさもある中で、すこしでも子供達に元気になって欲しいと願ったアイデアだった。
今では規制も緩和され、生徒達は学校に復帰している。
もともと9人しか生徒がいないので、ソーシャルディスタンスも全く問題ない!
校長先生は、”クイーンズランド州で一番クールな校長先生”として、TVでも紹介され、
「開校の1945年からソーシャルディスタンスだった」、とインタビューで答えている(笑)
抜粋元:Seven News
オーストラリアのロケや映像使用をご検討されている制作会社の方へ
コロナ渦中ではありますが、全くロケが出来ないわけではありません。
内容次第にはなりますので、お気軽に弊社は東京オフィス(03-5437-5546)・嶋田までご連絡下さい。