【宇宙船のような家!?】バブルハウスが売りに出される。
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ブリスベン近郊にある「バブルハウス」と言われる11のドームを組み合わせた家が売りに出され、世界中から問い合わせ来るほど人気となっている。
この家は建築家のGraham Birchallさんのファミリーハウスで、彼が1983年の父の日から1993年の父の日まで10年ほどかかって作り上げた家だ。川の側にの0.5haの敷地に寝室が3つ、バスルームが2つ、車4台分のガレージ、直径4-8mの11のドームでできている。近くの街までは20分で行ける。
NASAにインスパイアされた家!?
グラハムさんは曲線を取り入れるのが好きで、仕事のあとに週末に家の制作に取り組んできた。驚いたことに彼はパソコンやソフトを使わずに、建築に必要な複雑な計算を全てこなした。
「ひとつのドームを作るのに、6ページ分の計算をしたよ。」
「たくさんのチャレンジがあったよ、カーブしたはしごを作らないといけなくなったり、でも楽しかった。」
と語っている。
「丸い窓は丸い回転シャッターでプライバシーを保っているんだよ。」
「これはNASAの火星探査機に丸いシャッターが付いていたのを見てNASA問い合わせたんだ。そうしたらメールを送って2日後に探査機の設計図が届いた!!」
「探査機の設計図が欲しかったわけではなかったんだけどね。でも設計図を公開してくれるなんて思っていなかったからびっくりしたよ。」
と、ドラマチックなエピソードも語っています!
家の中は空調を兼ねた水がポールを伝って滝のように流れ、キッチン台の曲線のしつらえは船の職人がやってくれた。
11のドーム、20の部屋、1,050m平米、3階建てで玄関は2階部分でそのままライブラリーになっており、ムービーシアター、スポーツバーとゴルフのティーがある。3階部分は書斎、寝室、リビングルーム2つ、キッチン、カテドラルルーム、1階はワインセラー、ガレージ、作業スペースとなっている。
元々は36年前の卒業論文からのアイデアだったそうで、半分は『原始家族フリントストーン』で、半分は『宇宙家族ジェットソン』をイメージしたそうです。子供の頃のイメージや思いつきを実現するなんて、なんだか素敵ですよね!
バブルハウスのメリット
建築家として始めた頃から、私は四角いビルではない新しいもの新しい環境を作りたかった。閉ざされることのない広い空間を作りたかった。
ドームはとても支える力が強いので、構造的な梁や柱を必要としない。
壁も天井も境がないドーム型の曲線で繋がっている無限の中にいる。
見た目には真っ直ぐな廊下もドアや境目もない(プライバシーが必要な所だけだ)
曲線の美しさはその虹のような無限さだ、あるスペースから次のスペースに流れていく。
部屋の中にいるというよりは、その空間にいるという感覚になる。
この家は私のパッションだ!
現在、販売中!世界中から問い合わせが来る人気に!
長年住んだ家を離れるのはさみしいが、孫が済んでいる所の近くに引っ越しすることになったので売ることなった。
「次の家も、もう決めていて、普通の家ではないよ!
直線があまりない、今の家と全く同じではないけれど面白い家だよ。」
とのこと。
不動産屋の担当者によると、問い合わせはローカルの人から、他州、外国はフランスやバヌアツからも来ている。
この辺りの家はだいたい1ミリオンドル越え(約1億円弱)くらいが相場だが、バブルハウスの価格がどうなるか楽しみにしているのだそう!
参照元:abc, realestate.com.au
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