まるで映画のような脱出劇の事件があったのでご紹介です。
まだ、調査、裁判中なので、詳しい情報はこれからとなりますが、なんともドラマチックな脱出劇です。

登場人物

登場人物は以下の3名。皆、女性です。
●被害者：Nisha Phillips（24才）／膝、太もも、前腕に刺し傷
●加害者_運転席：Latia Henderson（18才）／免停中に運転
●加害者_助手席：Kayley Lee Katley（24才）

事件内容

被害者となったのはNisha。

2/2（火）の22:30頃に襲われたとみられ、襲われた後に、自分の車を盗られて、さらにその車のトランクに閉じ込められたと思われる。
2/3（水）の朝、シドニーキャンベラの間にあるBelanglo State Forestに向かって走行中に警察に取り締まりを受けて逮捕となりました。
差し当たりは、大麻所持、重傷害罪、所有者の許可なく車を運転したことで逮捕され、4/7に次回の裁判の予定になっています。

なぜ助かった？

走行中の車、しかもトランクの中に閉じ込められたのになぜ助かったのでしょうか？Nishaの必死の抵抗のおかげだったんです！

 
実は！！！

 
トランクの中から、ブレーキライトを壊して外し、その穴から手を出して助けを呼んだのです！
しかも、見事に後ろを走っていたトラックドライバーが見つけて通報してくれたのです！
 
トラック運転手の通報で警察が問題の乗用車を捜索した結果､20分後/ 40km先で女性を救出しました。

警察の発表

ブレンダン･バーニー警部は、以下のように発表しています。

「車の後部から出ている手の合図に気づいた運転手の機転で、無事に女性を救出することができた｡ 運転手には感謝してもしきれない｡」
「運転手の適切な措置がなければ、事件は悲惨なことになっていたかも知れない｡」
「女性が大きなケガもなく発見されたのは、不幸中の幸いだった｡女性はしばらく病院で治療を受けることになるだろう」と語っている｡
「女性は膝､太もも､前腕に刺し傷を負っており､救急隊が現場で応急処置をした上で、シドニー都市圏西部のリバプール病院に輸送した｡傷はいずれも致命的なものではなく､容体は安定しており､警察の事情聴取に応じている」

「18歳と24歳の2人の女性が警察署で事情聴取に応じており､まだ誰も起訴されていない｡」
「これまでの状況と証言から､被害者はキャンベルタウン近辺で刺された模様だが､被害者と2人の女性の関係がまだ明らかになっていない｡」
「3人はシドニー都市圏在住のようだが､南部高原地域に移動してきた理由などはこれから明らかになると思う」と語っている｡

Kayleyが住んでいたアパートでは、前夜に近所の人が女性が何人かで口論しているのを聞いていたことがわかった。
白のホールデンの車も警察に押収され､鑑識が調べている。

また、逮捕されたLatinaの友人が2017年15才の時に寝ているところを銃で撃たれて死亡している。
Latiaはその事件当時に友人としてTVインタビューに答えており「彼がいなくなったんて信じられない、とても受け入れられない」と話している。もしかしたら、この事件も関係しているのか？

警察は、これから詳しい捜査になるが、今回の事件は個人的な関係によって起こったことと思われ、ドラッグによるものではないと、話している。

また進展があれば更新していきますね！

 
 
※以下は2/23アップデート
 
この事件は、2月22日にキャンベルタウン裁判所で公判が行われ、加害者のLatiaとKayleyとも保釈を要求したが、棄却。そして、被害者のNishaも出廷するべき公判に出席せず、令状が発行されている。

 
Latiaは妊娠14週間（2/22時点）で、祖母のケアをするために保釈が必要と訴えていたが、棄却されその場で涙を流して崩れ落ちてしまったという。
また、過去の出来事として、Latiaの年の離れた妹は2016年、Black Head Bowling Clubの戦争記念碑の石が落ちてきて下敷きになり、3才の時に亡くなっているようです。その時の調査では、その時に記念碑の上に年長の子供がいたとされている。
 
さらに、その5ヶ月後の2017年には、親しい友人がConrad Craigによって銃で撃たれて死亡。Conrad Craigは昨年に30年の実刑判決が下されている。
 
判事はLatiaが経験してきた事を考慮しながらも、提出された記録にはLatiaの今までの暴力事件などが記されており、今回の事件の重大さからも保釈することはできないとして結論づけている。次回の公判は4月7日に予定されている。
 
 
色々な他の事件との関連性も発生してきているので、ますます真実が明かされないと分かりませんが、Latiaも壮絶な人生を歩んでいるようです。。。まだ若いですしこれからの再起を期待したいですが、まずは今回のことを反省、つぐなわいといけませんね。

 
 
参照元：dailymail

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