ワールドソーラーチャレンジ2011

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ワールドソーラーチャレンジ2011

今回は、2年前に引き続き、ワールドソーラーチャレンジに参加する東海大学のクルーの取材に同行させていただきました。大会1ヶ月前には「前回撮影がとても上手く行ったので、また坂本さんにお願いします」と、ご指名を頂き、その期待に応えられるよう、いつも以上に張り切って準備させていただきました。

この大会は2年に1回開かれるソーラーカレースの世界最高峰のイベントで、全世界からソーラーカーがオーストラリアに集結し、オーストラリア大陸を縦断するスチュワートハイウエイを舞台に、ダーウイン~アデレードまでの約3,000kmを走破します。毎日8:00~17:00の間、太陽光のみを利用して進んで行き、その日たどり着いたところでキャンプしながらゴールをめざす過酷なレースです。
前回大会では、見事世界一になった東海大学は、ディフェンディングチャンピオンとして本大会に参加しました。
ダーウィンに到着すると2年ぶりに再会する懐かしい顔がたくさんありました!
なんだか嬉しい気持ちになりますね。
各チームからマークされた東海大学チームですが、今年はマシンの規格が変更になったことにより、新車両で参加。半年以上の時間をかけて造り上げたマシンですが、実際に走れる様に仕上がったのは、予選の前日でした。ぎりぎりまで調整を続けるスタッフの取材を進めると共に、我々撮影班は3,000kmのコース上の撮影ポイントを入念に計画しました。
公道を約100km近いスピードで疾走するソーラーカーの撮影は、簡単ではありません。
一度離れてしまうとなかなか追いつけませんし、この道路はロードトレインと呼ばれる超大型トレーラーが頻繁に走行し、カンガルーやラクダも飛び出してくる危険な道路です。
広範囲にちらばる美しい撮影スポットで効果的に撮影する為には、コースとレースを熟知している必要があります。その点我々は、前回に続いてコンビを組む鈴木カメラマンと、随時打ち合わせを行いながら、次々と欲しいカットをカメラに収めることが出来ました。
しかしながら、今回もオーストラリアの大自然が容赦なくソーラーカーを襲いました。
何百キロにも及ぶ広範囲の山火事でレースが一時中止になってしまったり、アリススプリング付近では無数の竜巻が発生しました。さらに、ゴールのアデレード付近では、雨が降り、電力を蓄える事が出来なくなりました。
そんな過酷なレースを共に乗り切って、見事2連覇を達成!!
世界一のクルーの一員として、お手伝いさせていただいた事は、私にとっても非常に光栄です。
また2年後、3連覇を目指す際にもお手伝いさせていただき、一緒に美酒に酔いたいと思います!
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《撮影スタッフの方からのお声をご紹介させて頂きます》
ソーラーカーレースロケ大変お疲れさまでした。
前回以上に、先の見えないロケで40歳近くの体には、きつかったですね。
前回に引き続き、同じコンビでの撮影とあって、坂本さんとは阿吽の呼吸でレースに臨めました。色々ありましたが、坂本さんには色々無理を聞いて頂いてたすかりました。
最後に頂いた、坂本メモ(アデレード情報)で山南さんと盛り上がることができました。
次回のレースも、呼ばれるように今後も頑張っていきます。
そのときも、是非よろしくお願いします。
お互い体には気をつけて行きましょう。
では、また再会を楽しみにしています。
【株式会社ワンツーワン・プラス 鈴木正紀 様】