ガレージセールでまさかの大金をゲット?!
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12年前のガレージセールで買ったペンキ缶
NSW州南西部のアウトバックタウン、ライトニングリッジの近くに住むトニーさんは、12年前に取り壊しになる家のガレージセール・オークションに出かけた時にペンキを2缶購入した。1ガロン缶(3.8リットル)で本当は1缶で充分だったが、もう1缶は買い手がいなかったらしく、結局2缶とも買わされる羽目になった。。いつか外壁の塗り替え用にと裏庭の小屋に置いたまま、11年が経っていた。
やっと使おうと思って缶を開けたところ、1缶は既に使える状況ではなかったので捨ててしまった。もう一缶にはペンキではなく細かい砂が詰まっていた。これは騙されたと思い、裏庭にそのまま放っておいた。捨てなかったのは、もしかして目地をはったりするのに使えるかもしれないと思ったからだ。でも中身を全部出してみた訳ではなかった。そしてペンキ缶はそのまま、夏には50度の気温、時には嵐などに晒されながら12年が経った。
放っておいたペンキ缶を開けてみたら
ある日、草むしりしているときに缶を見てそろそろどうにかしなければと思い、砂が入った缶を取り上げた。中の袋を取り出すと、その下に旧紙幣の札束が出てきた。「あの時はアゴが外れそうになったよ」とトニーさん。全て旧紙幣で、紙製のお札が100ドル、50ドル、20ドルごとに束ねられていた。札束は長年の放置で湿っていたので、部屋中にベッドなどに一面に並べて乾かした。数日してやっと乾いたが、その代わりに布団が湿ってしまった。。
ただこの旧紙幣ではもうお店などで受け取ってもらえない。仕方なく数時間かけて銀行まで運転していって、
いまのプラスチック紙幣に変えてもらった、なんと全部で4万5千ドルほどになった! 信じられなかった、現実のような気がしなかったと。
友人からは申告したほうがいいと言われたが、私はこれを拾った訳ではない、10ドルを出してお金で買ったということで申告をしなかった。そして最高の10ドルの買い物だった。これで買ったのは冷蔵庫、電気コンロ台と車。いまでは4万5千ドルといってもだが、当時はもっと使いでがあったと思う。何故かそれから数週間はツキが続いてたそうだ。「しばらくはKenoやポーキーとかの賭け事をしても、賭けた分以上に戻ってきたんだ。これはラッキーな缶だから、いまではお気に入りの鳥たちをペイントして吊り下げているんだ。」と語っている。
ただ、話はまだ続く。あの時ペンキの缶は全部で4缶あった。トニーさんが買ったのはそのうちの2缶。
もう2つの缶は、、いまだにその中身はわからないまま。。
トニーさんが住むところはライトニングリッジのすぐ近くで、世界一高額なオパールが産出することでも有名な街だ。そして、一攫千金を夢見てやってくる人がいまでもたくさんやってくる。
12年前に打ち壊しになった家のガレージセール。人知れず隠されていた多額の現金。。
この街はいまだに人々の夢を引きつけている不思議があるところなのかも知れない。
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