オーストラリア生まれの人気女優、忽那汐里さんが、アートをテーマに旅をする番組のコーディネートをさせていただきました。
14歳までシドニーで過ごした忽那さんの思い出の場所を訪れたり、自らもフィルムカメラで写真を撮るという忽那さんが、オーストラリア現代美術館やニューサウスウェールズ州立美術館、アボリジナルアートギャラリー、アートスクール等を訪れて、現地のアートに触れながら関係者や学生の話を聞きました。さらに『シドニー・ビエンナーレ』『ビビッド・シドニー』といった、シドニーで開催されるアートフェスティバルにも訪れ、現地アートを満喫しました。

また、シドニーだけでなくダーウィンへ飛び、カカドゥ国立公園を訪れました。広大な土地に住む様々な野生動物を観察したり、先住民アボリジニの壁画を見て、その意味や伝説を聞きました。アボリジニアートは単なる芸術の一つではなく、そこには何千年もの間に渡り語り継がれる教訓や戒め等の、深い意味が込められています。
美術館関連では撮影許可の他に作品の番組内での使用許可を申請したり、フェスティバル関係者やアボリジニとの打合せ等、事前準備やロケ後も多くの作業がありました。また、ロケ中にはフライトキャンセル等のトラブルもありましたが、その場でスケジュール調整をして、無事にロケを終了することができました。
オンエアも好評で、忽那さんの新しい魅力をお伝えすることができたと思います。

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忽那汐里 オーストラリア紀行